イリノイ州にある親戚の農場に猫を連れて行ったところ、鹿が溺愛してきたそうです。
すると猫のほうもまた、鹿を溺愛し返しました。
相思相愛の動画をご覧ください。
続きを読む「俺ってクズだからさ~」と自虐的に言う人をたまに見かけるが、おそらく本当のクズを見たことがないのだろう。真のクズはクズとしてのレベルが違う。常人では理解できないようなクズな言動を自然にとれてこそ、一人前のクズと言えるのだ。
当サイトの名物記者・佐藤英典は、そういう意味で世界一のクズである。あまりにもクズすぎてクズ伝説が存在するほどにクズだ。今日はそんな稀代のクズ、佐藤英典のフレッシュなクズエピソードをご紹介したい。
つい先日のことである。会社で仕事していると、佐藤がニコニコしながら話しかけてきた。なんでも町田にある「スヌーピーミュージアム」にて、スヌーピー好きの私(あひるねこ)のためにお土産を買ってきてくれたというのだ。な、何だって!?
世界一のクズである佐藤が他人のために行動するなんて、これは何か裏があるに違いない。「そのかわり今日から1年俺のパシリな!」みたいなことを言い出してもおかしくないだろう。油断していたら骨までしゃぶられるぞ。
身構える私だったが、話を聞くとどうやら佐藤は純粋に私のためを思って買ってきてくれたようだ。袋からはTシャツにエコバッグ、ボールペンなど実用的なスヌーピーグッズがいくつも出てくる。その可愛らしさに自然と顔がほころぶ私。
嬉しい。
──それにしても佐藤さん、どうしてこんなにたくさんお土産を買ってきてくれたんですか?
佐藤「なに。取材で町田に行ったら、その帰りにお前が好きなスヌーピーの施設を見つけてな。きっと喜ぶと思って、気付いたらあれこれ手に取っていたんだ。迷惑だったか?」
──まさか! めちゃくちゃ嬉しいです。ありがとうございます!! あの、これって会社の経費で買ったんですか?
佐藤「バカ者。俺がそんなケチ臭い男だと思うか? すべて自腹に決まっておろう」
──そ、そうですよね! すいません!!
佐藤「気にするな。頑張っている後輩をねぎらうのは先輩として当然の務めだ」
そこには我々が知る佐藤 “クズ” 英典の姿はなかった。なんて器のデカイお人だろう。私も将来は佐藤パイセンのようなビッグな男になりたい。自分、パイセンの背中を見て学ばせていただきます!
佐藤「うむ、精進するといい。……おっと! 大事なことを忘れていた。あひるねこ、一ついいか?」
──はい! 何でしょう?
佐藤「実は『スヌーピーミュージアム』でグッズを買おうとしたら、ショップに入るのにも入場券が必要と言われてな。大人1人2000円だって。けっこうするんだこれが」
──はぁ……。
佐藤「だからくれ、2000円」
──いやいや、なんで僕が払うんですか(笑)分かりづらいですよそのギャグ(笑)
佐藤「いいから。ギャグじゃないから。とっとと2000円よこせ」
──え……?
佐藤「よこせ」
グッズの総額が予算を上回ってしまったので、せめて入場料はお前が払え。こっちはお前のために本来なら必要ない時間と手間をたっぷりかけてやったのだ。それくらいするのは人として当然であろう──。
それが佐藤の言い分だ。私は言われるまま自分の財布から2000円を抜き、佐藤に差し出した。
佐藤はそれを奪うようにブン取り、自分の席へと戻っていく。その場には私と、佐藤が買ってきたスヌーピーグッズだけが残された。もちろんグッズをもらえたこと自体は嬉しい。とても嬉しい。でも……。
なんだろう、このいかんとも形容しがたい感情は。本当は心から佐藤に感謝したいのに、心から佐藤を尊敬したいのに、何かが引っ掛かる。何かが私の心にブレーキをかける。
去っていく佐藤の背中を眺めていると……気のせいだろうか? 何やらぼんやり文字が浮かんでくるように見えた。そこにはたった一言、こう書かれている。
クズ、と──。
約1年前、東京都の小池都知事が、東京オリンピック・パラリンピックの暑さ対策として「かぶる傘」を発表した。おそらく当時、ダサすぎる見た目に衝撃を受けた方も多かっただろう。しかし、時は流れて2020年夏、例の傘の存在をすっかり忘れていた私は……
ネット上で『かさぼうし』を発見した瞬間、なんて斬新かつ実用的なアイテムなのだ! と感銘を受け、数秒後には商品をポチっていた。これは流行るに違いない。しかし、執筆した記事は壮絶にスベり、残念ながら今のところ流行っている雰囲気は皆無。頭にかぶる傘の存在は、ふたたび私の記憶から抹消されたのだった。
しかし先日、イオンで買い物を終えた後に「ガチャガチャの森」なるコーナーをチェックしていると、どこかで見覚えのある商品を発見。そう、また出会ったのだ、頭にかぶせる傘に。商品名は『かぶせられる傘』。お気に入りのフィギュアの頭にかぶせて使用する傘らしい。
同商品を見つけた瞬間、恥ずかしながら「え、これって俺?」とつぶやいてしまった……もちろん分かっている、絶対に違うということは。1万%違うと分かっているのに、妙に嬉しい気持ちになったため、記念に1個(200円)購入することにした。
やはり流行っていたのだ……だって頭に傘をかぶるスタイルは斬新だし、どう考えても実用的じゃないか。なお、カプセル内には傘しか入っていなかったため、ついでにもう1個テキトーにフィギュアをゲットしてガチャガチャの森を出た。よーし……。
さっそくフィギュアを組み立てて、頭に傘をかぶせてみた。この時点で何が面白いのかは自分でも全く分かっていないが、傘をかぶったフィギュアは完成。とにかく、頭に傘をかぶせるスタイルが流行っているならば、時代を象徴するフィギュアができたということだ。
さて、ついでに私も「かさぼうし」をかぶって、商品ポスターのような撮影を試みることに。夏の終わりに半裸で撮影するのは恥ずかしいが、できる限りポスターに近い感じで写りたい。まるで商品のモデルになったかのような雰囲気を醸し出すためである。
ただ、撮影後に少し冷静になり……半裸写真は採用せずにSNSへ投稿。冗談っぽく「とうとう私もガチャガチャになりました」というコメントも添えて投稿した。一応、投稿の意図を解説すると……数カ月前に執筆した記事との偶然の一致に驚きつつも、時代の最先端にいることをアピールしたい内容である。
https://instagram.com/p/CEybF6KJw00/
しかし、私はまだ忘れたままだったのだ、小池都知事が発表した日傘のことを。なので当然「それ、小池都知事が発表したやつ」というコメントをいただき……そして、思い出した。あのダサすぎる日傘を。テレビを見ながら「誰もかぶらねえよ」と思った傘のことを。こ、これは恥ずかしいぞ。
半裸で撮影した写真を公開しなかったのはギリギリ不幸中の幸いだが、ガチャガチャコーナーで、一瞬でも「えっ、俺?」と思ってしまった過去の自分を蹴り飛ばしたい気分である。今後は恥をかかないよう気をつけたい。とにかく、勘違いは恐ろしい。
Report:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.
こいつはガチだ。私(中澤)がそう思ったのは、回転寿司マニアと一緒にスシローに行った時のこと。納豆巻きに醤油をかけると回転寿司マニアはこう言った。「まだ納豆巻きに醤油かけてるの?」と──。
は? スシローってテーブルに醤油と甘ダレしか置いてないじゃん。まさかマニアは納豆巻きに甘ダレかけるんスか? そう思っていると、なぜか彼は注文端末を操作し始めて……
その回転寿司マニアの名は鮮魚久良々(せんぎょくらら)さん。回転寿司マスターを自称する会社員である。以前の記事でも、スシローを100倍楽しむ方法などを教えてくれた彼。明太マヨネーズのマヨネーズを他のネタにシェアするという荒業も恥じらいなくこなす剛の者である。
なんでも、彼によると、普通に醤油をかけて食べるより100倍ウマイ納豆巻きの食べ方があるらしい。そこで彼が注文したものを待っていると、注文レーンで運ばれてきたのは今回も明太マヨネーズだった。
私「分かりましたよ久良々さん。納豆巻きにマヨネーズ乗せるんでしょ。でも、それ醤油の替わりにならなくないですか? っていうか、100倍ウマイですかねソレ」
鮮魚久良々「まあまあ落ち着いてください。これはあくまでトッピングの1つで醤油の替わりではないです」
私「え?」
──と、その時! 我々の注文レーンのバーが再び「パタッ!」と音を立てて開いた。そして、レーンに乗って奥から走ってくる皿!! こ、これは!?
鮮魚久良々「ええ、そうです。私が納豆巻きに醤油の替わりに使うのは……」
「てんつゆです」
私「こんなんあったんか!」
鮮魚久良々「実は、0円で注文できるんですよ。注文端末にも載ってますし」
──そう言うが早いか、鮮魚久良々さんは慣れた手つきで、納豆巻きにマヨネーズを乗せ、てんつゆをぶっかけた。
鮮魚久良々「さあ、食べてごらんなさい」
──食べてみたところ、100倍かどうかは定かではないが確かにウマイ。納豆やネギの味が醤油をかけた時より強く感じられ、それぞれの素材が生きているのだ。
てんつゆがそんな素材の味をさらに際立たせつつ、マヨネーズのクリーミーさがコク深い。結果、全体の味が非常に濃厚に感じられる。これに比べたら醤油をかけた納豆巻きは単なる醤油味だ。
スシローの納豆巻きにこんな食べ方があったなんて……! またしても、スシローの新たな扉が開かれた気分である。ちなみに、その席で私は納豆巻きをあと2つ注文した。それほどにウマイ。スシローに行った際は試してみてくれ。
Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
このコロナ禍で、ありとあらゆる業種が影響を受けている。とりわけ、人が集まってこそ成り立つ「ライブハウス」は、存続の危機に瀕しているだろう。その支援のために、あの男のオフィスが動いていた。故内田裕也氏である。
2019年3月に他界した裕也氏、その事務所が2020年7月からマスクの販売を開始していたのである。収益の一部はライブハウス支援プロジェクトに寄付されるそうだ。
私(佐藤)がこのマスクを見つけたのは、東京・渋谷のミヤシタパークだ。商業施設レイヤードの2階、渋谷にこだわった土産物を扱うお店「ザ・シブヤ・スーベニア・ストア」で、裕也氏の肖像写真を発見した。
2枚組1690円(税込)と書いてあるので、てっきり未公開音源作品でもリリースされたのかな? と思った。ところが、よく見るとマスクだ。「MASK(マスク)」の表記が「MUSK」になっているけど、小さく「Sorry!」と書いて修正しているところが可愛らしい。存命だったら怒られるかもしれないが、その間違いも含めて内田裕也らしく感じてしまう。
それにしても凛とした立ち居姿である。他界したはずなのに、その息吹を感じられるのは気のせいではないはずだ。
2012年9月、私は青森県の夜越山スキー場を訪れていた。「青森ロックフェスティバル ~夏の魔物~」、このフェスがまだ青森県で開催されていた時に、1度だけ訪ねたことがある。その時に出演した裕也氏をこの目で見た。
彼のバンド「内田裕也&トルーマン・カポーティ R&RBAND」は、なんとモーニング娘。の『LOVEマシーン』でステージに登場。ふざけているのかと思ったら、マイクの前に裕也氏が立つと、場の空気は一瞬にして変わった。ステージ上はもちろん、観客の側にも緊張感が漂い、もう立ってるだけでパフォーマンス。存在が “ライブ” だったことを良く覚えている。
そんな彼の「Let’s Mask Rock’n Roll」。
マスクの表にはワンポイントが施されていて、地球の上に「Rock’n Roll!」と「Peace!」と記されている。
着用感は軽やかで、呼吸がしやすい。抗菌布を使用しており、手洗いで繰り返し使用が可能なのだとか。個人的なマスクの1位はドムドムバーガーのものなのだが、このロックンロールマスクはそれに次ぐ着け心地。間違いなく、私のマスクローテーションに加わる優良マスクだ。
「不滅のROCK魂で疫病退散!」、その願掛けはウソじゃない。着けていると、ロックの神様に守られている気分だ。少なくとも着けた私の心には、強い気持ちが宿っている。裕也氏の加護を受けると共に、ライブハウス支援の一助になれば幸いである。
なお、販売はミヤシタパークのほか、銀座博品館、新宿思い出横丁吉田商店。オンラインでも販売しているので、気になる方はチェックして欲しい。
参照元:Yuya Press
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
みんな大好きサイゼリヤが、いよいよ本格的に “ラムゼリア化” してきたようだ。2020年9月9日、サイゼリヤは秋のグランドメニューの導入に伴い『ラムときのこのきこり風』の発売を開始した。
これは一時販売休止するほどの人気を博した「アロスティチーニ」、そして6月に登場した「ラムと夏野菜のバーベキュー」に続くラムメニューの第3弾。果たして新メニュー『ラムときのこのきこり風』の実力やいかに? さっそく食べてきたのでご報告しよう。
好き嫌いがハッキリ分かれる賛否両論食材の代表格、それが「ラム肉」だ。一時期よりは好んでラム肉を食べる人が増えている気もするが、まだまだ市民権を得ているとは言い難い。そういう意味でもサイゼリヤがラム肉を扱う意義は非常に大きく、日本のラム肉文化の発展はサイゼリヤにかかっている……と言ったら大げさだろうか?
それはさておき、センセーショナルな登場を果たした「アロスティチーニ」は文句なしの激ウマメニューである一方で、個人的に第2弾の「ラムと夏野菜のバーベキュー」は “まあまあ” くらいの出来であった。客観的に見ても「ラムと夏野菜のバーベキュー」はさほど話題にならずメニューから姿を消している。
アロスティチーニはシンプルかつ “魔性のスパイス” でブーストがかかっているため、もしかしたら単純に比較するのは酷なのかもしれない。ただ、ラム好きをドキドキさせるトキめきが欲しいことも事実。果たして『ラムときのこのきこり風』にトキめきはあるのだろうか?
さて、さっそく近所のサイゼリヤに繰り出し『ラムときのこのきこり風』をオーダー。価格は税込700円だ。メニュー名から料理の完成形は想像しにくいが、ざっくり説明するとラム肉ときのこの炒め物に、ディアボラソースと角切りのトマトが添えられたメニューであった。
素材そのもののウマさに定評があるサイゼリヤのラム肉と、抜群のウマさで熱狂的なファンが多いディアボラが組み合わさるとは……! これは絶対にウマいヤツだ……!! 大勝利を確信しつつ口に運んでみると……
おや? こんなもん?
まず、ラム肉ときのこ自体に味は付いていない。つまり基本的な味はディアボラ頼みになってくるのだが、なかなかどうして相性が良いとは思えない印象だ。というのも、ラム肉ときのこの炒め物は水分が多く(きのこのエキス?)、ディアボラをもってしても全体的に薄めの味付けである。
さらに薄めの味付けなのはイイとしても、アロスティチーニのようなギュッとしたラム肉の旨味には欠けていると言わざるを得ない。水分の多さ、またディアボラの個性的な味わいとトマトの酸味に邪魔をされ、ラム肉が主役になり切っていないのではあるまいか?
逆に言うと、ダイレクトにラム肉の風味を感じにくい仕上がりなので、ラム肉があまり得意でない人でも美味しく食べられるハズ。とはいえ、ラムが苦手な人がこのメニューを注文する可能性は低く、ラムを力いっぱい味わいたいラム好きとしてはやや不満が残る一皿であった。
当然、上記はあくまで個人的な感想なので「めちゃめちゃウマい!」という人もいらっしゃるに違いない。ただ「俺だったらアロスティチーニをダブルで頼んじゃうかな~?」というのが正直なところだ。アロスティチーニが最高すぎるがゆえ、ややハードルが上がってしまっていることもあるのだろう。
というわけで、サイゼリヤのラムメニュー第3弾『ラムときのこのきこり風』は “まあまあ” というのが率直な感想である。とはいえ、味覚は千差万別。サイゼリヤのラムの炎を消さないためにも、ぜひ1度はご賞味いただきたい。
参考リンク:サイゼリヤ公式サイト
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
道路交通法の一部改正により今年6月、俗に言う「あおり運転」に対する罰則が創設された。とはいえ、あおり運転をするドライバーというのは「だったら止めます」と言ってくれそうな人たちなのだろうか? 報道などを見る限り、いささか不安ではある。
ならば自分の身は自分で守るしかない。ということで、走行中の映像や音声を記録できる『ドライブレコーダー(ドラレコ)』の売り上げが伸びているようだ。いざという時のため多くの人が「ないよりはあった方がいい」と考えていることだろう。
と、なれば気になるのは価格であるが、これが想像していたよりもかなり安い。ついには秋葉原で799円(税抜)のドラレコを発見してしまったが……本当に使えるのかな〜?
私が今回購入したのは秋葉原を中心に展開する『あきばお〜』が販売する商品だ。お店の人に確認したところ、ドラレコを使用するうえで他に必要なのはマイクロSDカードのみ。メーカー等にこだわらなければ数百円で購入できるから総費用は1000円ちょっと、ということになる。う〜ん、安い。
( ※ 今年6月の購入時点での価格であり、現在は変動している可能性があります)
箱の中身は組み立て式の本体と説明書。
説明書に組み立て方が書かれておらず多少焦るが、よく見ると至極単純な仕組みだ。またドラレコを接続した状態でエンジンをかけると勝手に録画が始まるため、機械オンチの私にも難なく使用することができた。案ずるよりも何とやら、である。
車への設置方法も非常に簡単。
カメラに吸盤が付いており、ガラスに貼り付けるだけで完了だ。理論上はフロントガラス、リアガラス(後方のガラス)どちらにも使えるのだが……
シガーソケットから通電させる必要があるため、前方カメラとして使用するのが現実的かもしれない。ただコードはある程度の長さがあり、うまく処理すれば後方でも使えると思われる。最近よく取り沙汰されるのは先行車による「逆あおり運転」であるから、どちらかといえば前方カメラを必要とする人が多いのではないだろうか。
さて先に述べたように、エンジンをかけた瞬間から勝手に録画が始まっている。天気もいいし、気ままなドライブとシャレ込むことにしよう。
それでは発車オーライ!
ブブゥ〜ン……………………ゴン!
ありゃ! 発車5秒でドラレコが足下に転がってしまったぞ。おそらく吸盤の取り付けが甘かったのだろう。フロントガラスを拭いて再度トライだ。
ところが……
100回やってもダメっ…………!
ガラスの状態が悪すぎたという可能性もあるが、どう頑張ってもすぐに吸盤が外れてしまうのである。「吸盤 貼り付け コツ」と検索し、裏ワザ等を試すも上手くいかない。
仕方なくドラレコをテープで直接ガラスに貼り付けるという、超古典的な手法でこの日は乗り切ることとなった。なにせ799円だから許容範囲内ではあるものの、この問題が一番のネックとなりそうだ。
ただし走行中に関して言えば、その他特筆すべき問題点はなかった。カメラの手前にモニターも付いており、録画中の画面を確認できるのが素晴らしい。
カメラの角度や向きは細かく調整することができる。大きな衝撃を与えた場合は分からないが、普通に走行しているぶんには固定した状態がズレることもなかった。これで799円はスゴいんじゃないか?
帰宅後マイクロSDカードを本体から抜き取り、パソコンに繋げば録画した映像と音声を視聴できる。保存しないと勝手に上書き録画される仕組みのようだ。長時間録画したい場合は容量の大きいカードを用意するべし。
さっそく確認してみると……
おお、けっこうしっかり撮れてる! ウインカーの「カチカチ」という音や小鳥のさえずりまで聞こえるぞ!
ただし……街ゆく車のナンバーやドライバーの姿が確実に確認できるかというと……やや不明瞭かもしれない。
また夜間の走行も日中と同様、文字などは若干読み取りづらいが、思ったよりは全然しっかり録画できている印象だ。
不幸にも当て逃げ事故などに遭遇した場合、「もっと性能のいいカメラにしておけば……」と後から思う可能性はある。ただ、そこそこのアクシデントであれば、ここまで録画できていればかなりの証拠になりえるはずだ。
今回の検証の結果……激安ドラレコは完璧ではないにせよ、その価格からは想像もつかぬほどの実力を有していた。初心者の入門編としてであれば、これで十分なんじゃないかと個人的には思う次第である。
秋葉原へ行けば数千円〜数万円まで様々な種類のドラレコが販売されている。事件や事故の証拠となるのはもちろんのこと、旅の記録として活用する人も多いとのこと。まずはお手軽なものから、試す価値は大いにアリだ。
Report:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.
感染症対策にマスクは欠かせませんが、口が見えない、聞こえにくい、話しにくいなど、不便を感じることがあるのも事実。
海外の男性が、そのすべてを改善したマスクを開発したと豪語していました。
画期的(?)なマスクをご覧ください。
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