そこがベッドの下であるならば……。
動画をご覧ください。
続きを読む夏は終わりを迎えようとしているが、剛毛の悩みに終わりはない。私(hirazi)もジャングルのようなスネ毛に悩まされるメンズの一人である。脱毛サロンや脱毛クリニックに通えば解決できるのは分かってるんだけど、高いんだよなぁ……
これまでは剃る、もしくは現実逃避というアプローチを行ってきたが、どうやら数カ月後には剛毛の悩みともオサラバできそうだ。なぜなら5000円チョイの脱毛器をAmazonで発見しちゃったから! さっそく購入したのでホーム脱毛にチャレンジしてみたぞ~。
今回Amazonで購入したのは、BIRINKOというブランドから販売されている光脱毛器(型番:B77TMY)で、私が購入した時の価格は税込5499円だった。(※その後、価格はなぜか高騰し、現在は9980円になっている)
いずれにしても、3万円以上する脱毛器もあるなか、5000円チョイとは群を抜いた安さ。脱毛サロンやクリニックだと一回施術を受けられるかどうかの値段でもある。や、安すぎない?
さっそく開封して行こう。パカッ。中に入っているモノは以下の通り。
・脱毛器本体
・充電コード
・T字カミソリ
・サングラス
・説明書
・保証期間延長サービスカード
本体については重厚感があり、値段とは見合わない貫禄である。これは期待が持てそうだ。
脱毛できる部位としては、「唇、顎、モミアゲ、ワキの下、ウデ、足、腹、ビキニラインなどプライベートな部位」。説明書の内容をそのまま記載したのだが、唇というのは恐らく翻訳的なニュアンスで、口周りのことだと思う。その安さから薄々と感じてはいたが、海外のメーカーかもしれない。
また、光が暗い色(メラニン色素)に反応して脱毛するので、明るい毛色の人、肌の色が濃い人は使用できないようだ。一覧表を見る限りだと、日本の方であれば、ほぼ大丈夫そうな気がする。
照射の前に必要な作業がある。それは剃毛だ。サロンで脱毛をする場合も自分で剃る必要があるんだが、これが本当に面倒なのよ……。
シェービングムース(別売)をたっぷり手にとって、
スネに塗りたくってから、付属のT字カミソリで剃る!
剃れねぇ……伸びきってしまった私のスネ毛に対して、付属のT字カミソリでは役不足だった。
と言うわけで、自前の I字カミソリに持ち替えてジョリジョリ。大変なことに変わりはないが、圧倒的な効率の良さである。初めて剃毛する人や毛が伸びきっている人は、自身で用意しておいた方が良いだろう。
剃毛も終わり、ようやく照射できます。目を保護するサングラスも付属しているので、忘れないようにするんだZE!☆
出力設定としては、レベル1~5までの強さを選べるらしいが、脱毛サロンでの施術を経験している私からしたら選択の余地はない。もちろん最大出力のレベル5だ。
照射方法は「手動フラッシュ照射」と「自動フラッシュ照射」が選べる。自動フラッシュ照射であれば、脱毛器を90度の角度で肌に接触させるだけで照射できるらしく、素人でも施術しやすそう。
肌に脱毛器を当ててみると、2秒に1回くらいの割合で照射され、そのたびにピカッ! と赤く光る。その後、毛の焦げた臭いがするのは脱毛サロンと同じなので、効果が期待できそうだ。
痛みについては、たまに熱いと感じるものの、声をあげるほどでもないため、自分で脱毛をしていても支障はない。お、これ最高か!?
最高かと思ったのもつかの間、私は両足の照射という長い旅路で途方にくれていた……全体の面積が広いうえに、丸みを帯びているから360度ぐるっと縦に1列ずつ照射していかないといけない。
初めてなことも影響しているかもしれないが、片足のスネ、ふくらはぎ周りを終わらせるのに20分以上かかってしまった。もし太ももまでいくとなると、片足で40分以上かかりそう……最初の2カ月は、この作業を2週間おきに繰り返した方が良いとのことだ。
激安で脱毛ができる分、時間と手間がかかることについては妥協が必要かもしれない。
時間はかかったものの、効果はありそうな気がする。が、それは素人目線の感覚的な話なので、その道のプロである脱毛サロンエピラージュの荒井代表に効果があるか聞いてみたぞ。
──この脱毛器って安いですけど効果あるんですか?
「ありますよ。この脱毛器はIPLという方式なんですけど、サロンでも光脱毛なら基本的にIPL方式を使っていますから」
──つまり、これを使えばサロンに行かなくても!?
「サロンの脱毛器とは、出力の大きさ、一発一発の速さが違うので、施術時間も長いですし、脱毛完了までの期間も長くなる場合が多いです。なので、面倒になって結局サロンに来る人が多いですよ。あ、照射漏れにも注意してくださいね」
やはり家庭用脱毛器での脱毛は時間がかかるとのこと。当たり前かもしれないが、早く、確実に脱毛したいならサロンやクリニックに通ったほうが良さそう。
結論としては、激安な脱毛器だからと言って効果がない訳ではないようだ。お金をかけずに脱毛したいっていう人にはオススメできるかもしれない。
ただ、脱毛する部位によってはマジ時間かかりそうなので覚悟しておいたほうが良さそう。個人的には髭などの面積が狭い部分なら気軽で良いかなぁ~と思った次第である。
協力:脱毛サロン エピラージュ
Report:hirazi(ひらじ)
Photo:RocketNews24.
こんな時代だからこそ持っておきたい保存食。コロナ禍の夜明けは見えないし、台風も激しさを増す今日この頃、いつ何時保存食が必要となるか分からない。そして、もしもの時、我々日本人が食べたくなるのは米ではないだろうか。
そういった考えから私(中澤)は、アルファ米や、缶詰などの米の保存食をレポートしてきた。そしてこの度、衝撃的な保存食に出会ったためご紹介したい。その名もレスキューフーズ「一食ボックス」だ。
これまでは保存食と言えど、温かい米を食べたいならお湯が必要だったが、なんと一食ボックスは火も水すらも不要! 発熱する牛丼SUGEEEEEEE!!
食事に必要なものを一つにまとめたという「オールインワン弁当箱」である一食ボックス。私がこれに出会ったのは最強激安スーパー・オーケーストアの非常食コーナー。カレーライスは税抜き758円、牛丼は税抜き874円と安くはないが、他の袋のみの非常食と何が違うのか? 気になったので牛丼を購入してみたわけだ。
賞味期限は2年以上。箱を開けてみると、白ご飯、牛丼の素、ナプキン、レンゲが入っており、まさに食事に必要なものが揃っている。だがそれ以上に目をひかれたのは発熱剤と発熱溶液とポリ袋。これどう使うのだろうか? 箱の裏に書かれていた説明通りに進めてみよう。
1. 発熱剤をパッケージから取り出し袋の底に置く
2. 食品を入れる
3. 発熱剤が一番底にあることを確認したら袋ごと箱に入れる
4. 発熱溶液を袋に注ぎ、袋のチャックをしっかり閉める
──あとは待つだけのようだ。発熱剤はホッカイロみたいなものだろう。でも、ホッカイロは弁当を温められるほど熱くはならないし、これ、ちゃんと温まるのか? 準備している時はそんなことを考えていたのだが……
荒ぶりすぎィィィイイイ!
発熱溶液を袋に入れた直後からポコポコと泡が盛り上がり、やがて「シュポーッ!」って音が聞こえそうなほど勢いよく蒸気が放出され始めたではないか。これもはや米炊いてるレベルだろ。
立ち上る蒸気の勢いが凄すぎて箱が耐えられるのか不安になるが、この箱の底は断熱用ダンボールとなっている模様。全然平気そうだ。それにつけても、厚紙のパッケージから蒸気が吹き出す光景のギャップが凄すぎる。38年間生きてきて初めて見るぞこんな光景。
正直、ちょっと感動した。これ見られただけで今回は買った価値があった気がする。さて置き、牛丼は20分間発熱して蒸気がおさまった後10分蒸らすと調理完了。アツアツなのでナプキンなどを使用して慎重に袋から取り出し……
ご飯に具をかけると完成!
牛肉も細々したものではなく、ちゃんと牛丼を感じさせるボリューム。つゆだくで白滝が入っているのも嬉しい。そして、肝心の味は確かに牛丼!!
粒が立っていて美味しい米が、牛の旨味が溶け込んだ甘辛いつゆでガシガシイケる。保存食と言えどパサパサしているとかそういうことはなく、その味は生きている牛丼だ。
火が起こせなくても水がなくても温かいご飯が食べられる一食ボックス。ナプキンやレンゲが入っているだけではない。温かさも食事の満足感も含めてオールインワンだ。その機能性は非常食として最強と言える。レスキューフーズという名前は伊達じゃなかった。
Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
鳥取出身の男性有名人といえば水木しげる・石破茂・小野ヤスシといった、やや渋めのメンツがスタンダードだったのだが、ヒゲダン(Official髭男dism)の登場で状況は急変した。あのような田舎から才能ある若い人が生まれ、ついに紅白にまで出場したのだ。
山陰のおジイちゃんおバアちゃん達も、今じゃみな彼らの活躍を楽しみにしている。こんなハッピーな話があるだろうか。ヒゲダンの皆様には今後とも健やかに、素敵な音楽を作り続けてほしいと強く願う次第である。
……さて、察しのいい読者はお気づきかもしれないが、実は私も鳥取県の出身だ。本日9月12日が『鳥取県民の日』だということを個人的には全く知らなかったが、ヒゲダンの方々はご存知だっただろうか……少しだけ気になるな〜!
せっかくなので、今日は皆さんに我が故郷の郷土料理をご紹介しよう。その名は「いぎす」と言って、『いぎす草』なる海藻を煮固めたもの。
これは鳥取県の中でも主に中部地方で食べられており、東部や西部へ行くと存在自体を知らない人も多い。ちなみに当サイトの佐藤記者は鳥取寄りの島根県出身なのだが、「いぎす」について尋ねると「聞いたこともない」という答えだった。
“郷土料理” といえば大々的に売り出されている風に感じるけれど、いぎすはもっとマイナーな存在である。スーパーで売っている場合もあるが、圧倒的に売っていない可能性のほうが高い。かと言って母が「いぎす」を作るのを見たことはないし、私自身も作ったことはない。
これはどういうことかと言うと、恐らく私の祖父母世代(80代〜)が好んで「いぎす」を作っていたのではないか、と個人的には考えている。祖母が生きていた頃は「いぎす」を頻繁に食べていたが、そういえばここ数年はお目にかかっていない。
よって今の若い世代には、ひょっとすると「いぎす」を知らない人も増えているのかもしれず、私の認識は全県民に当てはまるものではない、ということをお断りしておく。
少し前置きが長くなってしまった。どのみち東京在住の私がナマの「いぎす」を入手するのは難しい。ってことで、地元から『乾燥いぎす草』を空輸してもらうことにした。
乾燥したいぎす草は “ザ・磯” という香りがしてスゴクイイ。コンブに近い匂いなのだが、コンブよりも奥深い感じだ。それを水でジャブジャブと洗う。
すると別の海藻やカスなどが浮いてくるから、それらを掃除しつつ草をほぐす。
……とか偉そうに言っているけど、これは私にとって初めての「いぎす」作りだ。幼いころは「いぎす」を専門に売る店もあったと記憶している。「親戚の○○おばさんはいぎす作りが上手」といった話を聞いた覚えもあるが……詳しくは忘れてしまったなァ。
水を吸ったいぎす草は、今まさに海で取ってきたかのよう!
そしてキレイになったいぎす草を、水と一緒に煮ていく。個人的にはここでの水分量と火加減が、「いぎす」の出来を左右するのだと思う。
沸騰すると次第に赤から茶色へ変色し……
少しずつ草が水に溶けてゆく。
説明書きを読むと、ここから「粘りがでるまで練り上げます」とある。
なんと……いぎすって「作る」んじゃなくて「練り上げる」ものだったのか……!!!
ひょっとして祖母が元気だった頃の鳥取では「今日の “いぎす” は上手く練れたで〜」「うちのは練りが足りんかったかいな〜」とかいう会話が、日常的に街角や食卓で交わされていたのかもしれないな……う〜ん、ノスタルジー。
こうなってくると「 “いぎす” を練れてこそ一人前の鳥取女」と言っても過言ではない気がしてきたぞ。初めてだけど心を込めて……脇を締め内角をえぐるように……
練るべし!!!
練るべし!!!
練るべし!!!
とはいえ初心者だから「ここぞ」というポイントまでは分からない。説明書きの指示通り、15分間練り上げたところで火を止める。
う〜ん、海藻がこんなにドロドロになるとは!
練り上げたものを容器に移し……
あとは冷めるまで放っておくだけ(今回は約2時間)。
すると……
笑っちゃうくらい完璧な「いぎす」が完成した。
「いぎす」の食べ方は好みのサイズに切り分け、ショウガやネギとともに醤油で食べるのが一般的とされる。見た目はヨーカンに似ており、幼い頃マジで何度か間違えたものだ。さっそく食べてみると……
う〜ん! コレコレ!
祖母が作ったものよりやや固かったが許容範囲内だろう。30歳を超えて私は初めて「いぎす」を完璧に作り上げたのだ。これでようやく一人前の「鳥取で生まれた女」を名乗れるというものではないだろうか……えっ? 「味はどうなのか」って?
味は………………無いよ!
このことを説明するのはなかなか難しいのだが、「いぎす」はそもそもウマいとかマズいとか、そういった次元の食べ物ではない。もちろんほのかに海藻っぽい風味はする。しかしコンニャクほどの歯ごたえも、豆腐ほどの味わいもない……存在感でいえば『麩(ふ)』くらいの薄さだ。
多くの鳥取県(中部)民にとって「いぎす」とは、「特別好きでもないけど、食卓にあるからなんとなく食べる」といった立ち位置だと思われる。もちろん「 “いぎす” が大好物」「三食 “いぎす” でもイケる」という方もおられるだろうから、これはあくまでも個人的感覚だとお断りしておくが……。
だからといって、「いぎす」が嫌いだという人もあまりいない気がする。 “おばあちゃんが作っていて、そのまたおばあちゃんも作っていた” ……いぎすを食べるのに、これ以上の理由がいるだろうか? ある意味『心のバトン』ともいうべき「いぎす」文化を、私は鳥取出身者として継承していく義務があると、今回強く感じた次第だ。
さて今回この記事を読んで「 “いぎす” を食べてみたい」と思った読者も何人かおられるだろう。残念ながら「この店へ行けば確実に食べられる」等といった情報をお伝えすることができないため、こうなったらもう、最初からいぎす草を練っちゃうことをオススメしておきたい。けっこう簡単だから大丈夫だ。
それにしても『鳥取県民の日』の過ごし方として、「 “いぎす” を作った」は我ながらけっこう有意義だった気がするな〜!
Report:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.
小さな孫娘がおじいちゃんのヒザの上に座り、寝る前にお話を読んでもらっていました。
彼女は本から目を離すと手を伸ばし、おじいちゃんの深くシワの刻まれたほっぺたを触り始めました。
コストコに出かけると金銭感覚がややおかしくなる……そんなコストコ会員は多いハズ。どの商品も「大容量だけど最小単位にするとリーズナブル」が基本になってくるため、普段コンビニやスーパーで買い物をするのとは計算方法が異なるためだ。
それでもまだ「コストコでしか買えない商品、買わない商品」については感覚が掴みやすい。問題はコンビニやスーパーなど、コストコでなくとも買える商品である。例えば、ドーンと箱売りされているカルビーのじゃがりこ。結局、コストコで買うといくらくらい安いのだろうか?
ここでしか買えない商品、もしくは他では滅多に見ない商品がズラリと並ぶコストコであるが、実はコンビニやスーパー、ドラッグストアなどで普段からよく見かける商品もかなり多い。特にお菓子コーナーにはお馴染みの顔ぶれが所狭しと陳列されている。
ハッピーターン、柿の種、ベビースター、ブラックサンダー、たべっこどうぶつ……などなど、定番のお菓子がそれぞれ巨大サイズで販売される中、ひと際気になるのがカルビーの「じゃがりこ」だ。
なにせ「じゃがりこ」の安定感はハンパではなく、あっても絶対に困らないお菓子の代表格である。正直、他のお菓子ならば持て余す可能性もなくはないが、じゃがりこならば確実に最後まで食べ尽くせるハズ。それくらい、じゃがりこの「万人受け度」及び「いつでもイケる度」は高い。
とはいえ、普段はせいぜい1~2個を買う程度で、ケース単位でじゃがりこを購入している猛者は少ないことだろう。これはじゃがりこに限ったことではないが、コストコで販売されているケース単位のお菓子は、結局いくら安いのかを見失うことが多々ある。
というわけで、今回は冷静に「コストコのじゃがりこはいくら安いのか?」を調べてみることにした。比較するのはコンビニとドラッグストアで、いずれもじゃがりこを購入する機会が多い店だ。
まず、コストコのじゃがりこは1ケース12個入りで税込み価格は988円。1個あたりの税込み価格は、約84円ということになる。さすがコストコ、安定の安さといえよう。
次に定価販売が基本のコンビニだと、じゃがりこは1箱あたり税込み149円。当然ながらコンビニで購入すると割高であることは否めず、コストコの方が65円も安い。半額までとは行かないが4割引き以上のプライスダウンはかなり魅力的だ。
ただし、結論から申し上げると、もっともお買い得だったのは「ドラッグストア」である。ドラッグストアではアルフォートなどと並び目玉商品として販売されることの多いじゃがりこだが、何軒かを回った結果、最安値は「74円」であった。
つまり、コストコよりもさらに10円安いことになり、コンビニと比較すると半額以下の計算だ。結局のところコストコのじゃがりこは「コンビニよりもかなり安いが、メチャメチャ安いドラッグストアよりはやや高い」ということになる。ドラッグストアなどで1箱84円以下のじゃがりこを発見したら、ズバリ “買い” だ。
なお、今回比較したじゃがりこの内容量はいずれも60グラム入りであった。コストコに行くとついつい「ケースで〇〇円かー」と見てしまうが、特定の商品に関しては1個当たりの価格を頭に入れておくとイイだろう。2020年9月現在、コストコのじゃがりこは1箱あたり約84円。ぜひ、ご記憶いただきたい。
オススメ度(☆5中): ☆☆☆(じゃがりこが大好きなら)
また買う度(☆5中): ☆☆☆(12個はやや場所を取る……)
オススメシチュエーション: コンビニで買うよりは断然安い! ただし、さらに安いドラッグストアもたまにある。
ファッション通販「ZOZO」の創業者で前社長の前澤友作さんは、Twitterで自らを「お金配りおじさん」と称して、毎日10名に10万円を配っている。この企画はTwitterのみで、Facebookでやっているとは今のところ聞いたことがない。
ところが私のもとに「Yusaku Maezawaa」と名乗る人物が友達申請してきた。それはニセモノだったようだが、その1日後に今度は「Yusaku Maezawa」を名乗る人物が友達申請してきた! え? また来たの!? 今度はホンモノかな? とりあえず申請を承認してみた!
前に来た方が「Yusaku Maezawaa」で新しく来た方が「Yusaku Maezawa」。う~ん……、ややこしいわ! 面倒くさいので、先に来た方を「1号」、あとに来た方を「2号」と呼ばせてもらおう。
1号はかなり怪しい日本語を操り、結局無関係なサイトに私(佐藤)を誘導しようとしていた。途中にめちゃくちゃダサいデザインのサイトを見せられるハメになったが、2号はどうなのだろうか?
友達申請を承認すると、すぐにメッセージが飛んできた。
2号「こんにちは 私の友情を受け入れてくれてありがとう。おめでとう! ..あなたはラッキー500の1人です シリアル番号は次のとおりです」
おい、この内容見たことあるな。気のせいかな? 「500の1人です」って誰かも言ってた気がするけど、まあいいか。ここからは私と2号のちょっとイカれた感じの言葉のやり取りにお付き合い頂きたい。
佐藤「マジかよ! サンキュー友作!!」
2号「これは現実です」
佐藤「本当!? ほんとなの!?」
2号「はい、これは本当です」
佐藤「え? これ、何かもらえるの?」
2号「できる」
佐藤「できる? できるの?」
2号「できる」
佐藤「ほんとに!? マジなの? マジなの、友作?」
2号「登録しましたか」
2号「賞品を受け取るには登録が必要です」
佐藤「マジか! 賞品もらえるの!? ウソでしょ!?」
2号「これは現実です」
佐藤「マジかよ、やったぜ! サンキュー友作!!」
佐藤「サンキューサンキュー! で、どこに何を登録するの?」
2号「URL」
佐藤「サンキュー! 友作マジサンキューな! サンキューサンキュー!!」
2号「今すぐサインアップ」
佐藤「「今すぐサインアップ」ってテレビCMかよww 「好きな動画見放題! 今すぐサインアップ!」かよw マジワロタ マジクソワロタ クソワロタwwww」
五七五で煽ったら、それ以降返事がなくなった。ロボットとバカ人間の会話はこうして幕を閉じた……。
さて、2号が送り付けてきたURLの内容を一応確認しておこうと思う。早速クリックしてみると、「私からギフトカードを受け取る」というページにたどり着いた。なぜかページ上部には「yuzaku maezawa」と書かれている。ゆーざくって誰?
「ここに続く」が次のページを意味しているようなので、コレもタップ。すると……
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またこのダサいページかよ! 1号の時に見たのと同じページじゃねえかよ!!
という訳で、2号はあまり面白い仕掛けを用意してくれていなかった。残念……。だが安心してくれ! すでに3号が友達申請してくれている!! もちろん承認したぞ。
しかし今のところ、何もメッセージをくれていない。3号の今後の活躍に期待したい。
Report:佐藤英典
Screenshot:Facebook
もう何年も折り紙なんかしてないんだよね。鶴の折り方も忘れちゃった……。そもそもあんまり鶴に見えないんだよね。確かに鳥の形はしてるんだけど、実物の鶴よりも折り鶴に似た鳥って他にいると思うんだよ。
漫画:ザックKT-4