人間に慣れているようで、手の平から木の実を食べ始めるのですが、突然フリーズしてしまいました。
動画をご覧ください。
続きを読む2020年9月19日からドラクエ一番くじが全国のローソン、HMV各店舗で発売開始された。ひいき目に見てもこれはハズレだろっていうものがある一方、きっちりとアタリも入っているのが一番くじ。今回、ドラクエはA〜H賞、そしてさいごの1枚で賞(詳しくは公式HP参照)とあるのだが……
くじの値段は1回690円(税込)と決して安くないため、できることなら一発で仕留めて “かいしんの一撃” といきたいところだ。しかし、ただ引くだけではなかなか意中のものは当たらない──そう思っている私はある作戦を立てて臨むことにした。聖地での一番くじチャレンジである。
発売日当日、私は東京・秋葉原へとやってきた。以前にもお伝えしたようにローソン・外神田三丁目店は店内外がドラクエ仕様。ファンにとってはたまらない店舗となっている。
きっとこのドラクエローソンならば、くじの神様が微笑んでくれるに違いない。ドラクエウォークをプレイしながら来たことだし、信じるものは救われる……はず!
ちょうどお昼くらいに訪れたのだが、店員さんに聞いた話によると「すでに多くのお客さん(勇者)が引いている」という。よ〜し、私も負けられん! 男なら一球入魂。この一球(690円)に懸ける!!
そうして出てきたのはなんと……
バブルスライム ドリンクカラーロックグラス
これは……!!
E賞である
ど、どうやら世の中そんなにうまくいかないらしい。まぁくじってこんなものだよな……。そう諦めて肩を落として帰ろうとしたのだが、せっかく秋葉原の聖地まで来たのだ。ここで尻尾を巻いて逃げたら男じゃないだろう。
こうなったらいいものが出るまでサドンデス……にすると財布がもたないので、ややチキって3アウト(3回)までと決めて運勝負にすることにした。
さて、仕切り直して追加の2枚を引いてみた。2枚だと不思議と引ける気しかしてこない。大丈夫、ドラクエウォークのガチャも課金したことだし、今度こそドラクエの女神が微笑んでくれるさ……
ゴクリ……
E賞 キングスライム ドリンクカラーロックグラス
F賞 ロトの剣ボールペン
どうやら聖地だろうが何だろうが「運任せ」らしい。3回引いたら1回くらいは「C賞以上」が出てくれてもいいような気もするが……いや、次ならきっと出てくれるはず……
などなど、頭の中でいろいろ考えていたら理性が崩壊して倍プッシュしている自分がいた。ほら、はぐれメタルも一発じゃなかなか仕留められないし。次こそ かいしんの一撃が出てくれるはず! まだだ、まだ終わらんよ!!
ということで泣きの1回。正真正銘、ラストチャンスで2回引くことにした。店員さんの「また来たのか」っぽい視線を勝手に感じながら再度チャレンジ。今度こそ最後……ありったけの希望を込めて2枚を追加。いけっ……私の1380円っ……!!
ここで引けなきゃ誰かの養分っ……!
D賞 メタルキーホルダー×2\(^o^)/
ここにきてようやく私は気づいた。聖地だろうが何だろうが出ないときは出ないのだ。きっと今日はダメな日だったのだろう。幸いなことに、まだ一番くじの時間はある。財布と相談しながら近所のローソンでくじを引こう……と前を向きながら帰路についたのだった。次はフィギュアセット(C賞)以上のものが欲しいなぁ……。
参照元:スクウェアエニックス
Report:原田たかし
Photo:RocketNews24.
近頃は大手飲食チェーンが、お店の専門外の商品の販売を行っている。たとえば、とんかつチェーンの「かつや」がうどんを出したり、牛丼チェーン「松屋」がエビチリを出すなど、得意分野を離れた商品戦略がとられているようだ。
そんななか丼ぶりとうどんをメインにしている「なか卯」が、焼き鳥の販売を開始した。コロナ以降のテイクアウト需要の高まりを受けて、新たなキャンペーンをスタートしたのである。キャンペーン商品のひとつに焼き鳥が含まれているのだが、はたして味はウマいのか!?
なか卯は2020年9月17日より「みんなの元気をなか卯から」キャンペーンの第5弾として、焼き鳥の取り扱いを始めた。なか卯といえば、親子丼や牛肉うどん、そして時々販売している海鮮系の丼などが主力商品のはず。私(佐藤)の頭のなかでなか卯と焼き鳥がうまく結びつかないのだが、お店に行って券売機を見るとたしかにあるぞ、焼き鳥が!
焼き鳥はもも・むね・つくねの3本セットで税込300円。2セット(6本)の場合は税込500円、3セット(9本)なら税込700円。4セット(12本)で税込900円となってる。4セット買うと1セット分がタダになる計算だ! これかなりお得じゃない?
焼き鳥はコンビニでも購入できるわけだが、価格を大手3社と比較してみると……。
ローソン(もも塩)税込130円
セブンイレブン(しお)税込129円
ファミリーマート(もも塩)税込128円
もも塩1本の値段を比べてみると、なか卯が約30円安いのがわかる。使用している肉の量はちょっと少ないものの、買えば買うほど安くなるなか卯の割引サービスはとても魅力的だ。
味をたしかめるために、3本セットを購入してみた。専用の袋には柚子胡椒がくっついている。ちなみにレジ袋は環境に配慮した素材を使用していて、無料で配布している。
店内で加熱した焼き鳥は、持ち帰っても温かい。袋から出すとうっすらと湯気が出ている。
焼き鳥のスタンダードな部位、もも。
歯ごたえがしっかりとしていて、さっぱりとした味のむね。
隠し味に生姜を利かせたつくね。
3本それぞれ食べてみたところ、コンビニ焼き鳥に引けを取らない食べ応えだ。個人的には、つくねのパサパサとした感じが気になったが、1本100円の価格にふさわしい味ではないだろうか。
食卓にもう1品欲しいときや、軽く家飲みする時などのつまみに良さそうだ。なか卯の焼き鳥が定着すれば、コンビニ焼き鳥をおびやかす存在になるかもしれない。だって、この価格なら断然お得なんだもん! なお、販売終了日は未定なので、気になる方はお早めにどうぞ。
参考リンク:なか卯、ローソン、セブンイレブン、ファミリーマート
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
自転車をやんちゃに乗り回す子供の姿は珍しくなく、無鉄砲だったり注意散漫だったりして、事故を起こしやすいものです。
トルコで男の子の自転車のブレーキが壊れていたため、急停車できずに車に衝突してしまいました。
するとその車の持ち主は……怒る代わりに、粋(いき)な行動に出ました。
続きを読む松屋のとんかつ屋こと「松のや」が、2020年9月17日に公式Twitterにて気になる投稿をツイート。記事執筆時点(2020年9月18日)ではまだ全国で8店舗だけだが、「デカ弁2020kcal」と題して「わらじかつデカ弁」と「メガチキンかつデカ弁」のなる商品の販売を、テイクアウト限定で行っているというのだ。
投稿では「あなたは、この2020kcalを超えるデカ弁を食べきることが出来ますか?」と、かなり強気。写真からはよくわからないが、とにかく2020kcal以上のボリュームで、相当にデカいらしい。さっそく食べてみたところ、実はとんでもなくコスパが良いことが発覚! これ実は神メニューじゃないか?
農林水産省によると、成人男性が1日に必要なエネルギー量は2000~2400kcal程度で、女性なら1400~2000kcalだという。つまり、2020kcal越えな2種類の「デカ弁」は、ともすれば1つ食べれば1日イケてしまう計算。
相当な量だと思われるが、「わらじかつデカ弁」は税込890円。そして「メガチキンかつデカ弁」は税込790円。ぶっちゃけ普通に1食分程度の値段というか、そう多くも少なくも無い普通サイズの定食を食べたらこんなものだろうという価格帯だ。
デカいといいつつ、本当はたいしたことないんじゃないのか? そう思っていた……実際に購入するまでは。完成した2種の「デカ弁」を受け取った瞬間に、その量が尋常ではないことが重さで知れたのだ。今まで買った、どの松のやの弁当よりも重たい。2リットルのペットボトルでも入ってるのかというレベル。そしてデカい。
まあ、公式のツイートでもそうだが、なかなか写真で見てもデカさは伝わりづらいもの。参考までにiPhone SE2と並べてみると、面積的には3台分以上はありそうなくらいデカい。
筆者だけで手に負える量ではないと判断したため、急遽知人に応援を要請。食べて感想を述べるよう伝えたところ「食べきれないでしょ」とのこと。彼は別段小食でもなんでもない普通のアラサーのおっさん……つまりは割と平均的な成人男性だと思うが、それをして瞬時に食べきれないという思いが出てくるレベルでデカいのだ。
それもそのはず。そもそも弁当としての作りがおかしいのだ。正方形に近い形状の容器の斜め半分は、ご飯の上に「わらじかつ」か「メガチキンかつ」とキャベツの千切りが載ったカツ丼。そしてもう斜め半分の、通常ならおかずが入っていそうなエリアには、やや小さめな「ささみかつとじ丼」が入っている。
デカいカツ丼のおかずに小さい卵とじカツ丼が入っているという、完全に狂気の産物。脳までトンカツにやられてしまったとしか思えない。はじめは侮っていたが、これはガチに攻めまくった弁当だ。
割と真面目に慄(おのの)きつつも、頑張ればワンチャンあるっしょ? と、とりあえず食べ始めてみたところ、味は普通にウマい。肉は柔らかく、しっかりといつもの松のやクオリティ。
しかし筆者は4分の3ほど、そして助っ人として呼んだ知人は半分食べたところでギブアップ。一回で食べるのは相当キツい。というか、普通に半分だけ昼食べて、残り半部は夜に食べる等でちょうどいい。カロリー通り、ガチにこの弁当だけで1日イケるボリュームだ。
ここで魅力が増してくるのが値段である。「わらじかつデカ弁」は税込890円で、「メガチキンかつデカ弁」は税込790円。これで1日分に匹敵するボリュームと考えると、めちゃくちゃコスパがいい。
ボリューム的に同じ価格でこの量というのはなかなか見ないし、味のクオリティも申し分ない。当初は狂気じみたネタ系メニューに思えたが、その実態は安くて多くて美味い神メニューだった。特に食いしん坊にはたまらないだろう。すでに実施している店舗が近くにあるなら、是非食べてみてくれ! シェアか保存の用意はお忘れなく。
参照元:松のや、Twitter @matsu_noya、農林水産省
Report:江川資具
Photo:RocketNews24.
レジ袋の有料化に伴い、マイバッグはマストアイテムとなった。ゴミが減ることはとても良いことだが、使い心地のちょうど良いバッグになかなか出会えないでいる。悩ましいなあ……。
個人的に一番問題なのは、本屋に持って行くバッグだ。食品系のバッグとは分けたいし、強度があるものが良い。本が傷まない工夫がしてあるものであれば、なお良い。そんな時「結構使えるんじゃない?」と感じるバッグを発見。宮脇書店オリジナルバッグである。
宮脇書店はご存じ、北海道から沖縄まで全国350店舗以上を展開する日本最大の書店チェーンだ。東京には3店舗しかないようなので、地方住みの人たちの方が馴染み深いのかもしれない。
同書店はレジ袋有料化に先立ち、文学作品に着想を得たエコバッグを販売していたことでも知られる。『銀河鉄道の夜』や『こころ』など全6種類で、記者も欲しいぃぃぃ~と思っていた。がしかし近所の店舗では、気付けば売り切れ。あれオシャレで本好きにはタマラン感じだったもんなあ、再販してほしいなあ。
と、そんな人のために用意されたかどうなのかは知らないが、書店オリジナルバッグが存在するぞ。これまで同書店で使用していたレジ袋とデザインが全く同じで、書店ユーザーはニヤリとしてしまうこと必至。これ、いいな。税込100円だし。
本屋で一度にたくさん買ってしまう病である記者としては、もう少し大き目サイズでも良いかなと思うものの、ちょうど良くはあるだろう。ポリエステル70%、コットン30%でザラっとした肌触り。幅28cm×高さ32cmで、マチはない。
博物館で販売している図録サイズの本は、余裕ですっぽり入る大きさだ。文庫本や漫画だけであれば、5冊以上は入る。しばらく持ち歩いてみたが、強度的にも問題なしである。雨の時は本が濡れそうな仕様だが、晴れの日はバンバン使えるぞ。
ちょっとした本屋での買い物には、大活躍することを保証しよう。なによりやはり、本屋愛にあふれるデザインが良いよなあ。宣伝にもなるし、持ち手のテンションも上がるというものだ。
宮脇書店に限らず、本屋オリジナルのエコバッグは広がりを見せているらしい。是非ともその調子で、各店舗から個性あふれるバッグを販売してほしいものだ。とりあえず記者は見つけたら片っ端から買うと心に決めているぞ!
Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.
カップ麺を食べようとする時に、ポットのお湯が微妙な残量だったりすることがよくあるんだよ。その時に感じる一か八かの賭け感は何なんだろう。別にお湯の量なんてちょっとぐらい少なくてもいいはずなのに。
漫画:ザックKT-4
DCコミックスのプロモーション企画「バットマンデー」が本国アメリカを中心に9月19日に開催される。例年9月に世界中の企業や書店とコラボし、ファンとともにバットマンの活躍を祝う祭典だそう。
「だそう」というのは、実は筆者はいわゆる「アメコミ」映画が苦手で、これまであまり縁がなかったからだ。しかし最近、衝撃を受けた作品があった。ご存じ大ヒット映画『ジョーカー』だ。
さらに続けざまに『バットマン ビギンズ』『ダークナイト』『ダークナイト ライジング』を見て、がらりと認識が変わった。感じたことをまとめてみたいが、なにぶん初心者なので的外れなことを書いていたら心の中で「バカめ」と笑って欲しい。
映画そのものは好きなので、『スパイダーマン』など話題の新作は一応見るし、「面白かった」「よくできた話だった」とも思うが、ハマるまでにはいかない。理由をひと言でいうと、荒唐無稽(こうとうむけい)さが気になるのである。
この感覚は、たぶん宝塚と似ている。宝塚が苦手な人は「オーバーアクションな演技」や「厚塗りメイク」「セリフの途中でいきなり歌い出す役者」など、現実世界での「ありえなさ」が気になり、どんなに役者やストーリーがよくても没入できないのではないだろうか。話に集中するよりも、つい失笑してしまうというか。
宝塚好きの筆者からいわせれば「そういうものだと思って見る」……つまり自分がその世界のルールに溶け込むことがポイントなのだが、アメコミ映画も同じだと思う。
筆者はそういった暗黙のルールを受け入れることができていなかった。漫画ならまだしも、実写映画というリアリティのある世界になると「いや、正体ばれるだろ」「街の人、普通に受け入れるんかい」など、細かいところが気になってしまうのである。ヒーローものの軸となる勧善懲悪のシナリオが「ご都合主義」に見えてしまうこともある。
この時点での筆者の知識は「バットマンの敵らしい」という程度で、本家『バットマン』については1作も見たことがなかった。そのバットマンについても「大富豪の坊ちゃんが私財を投じて敵と戦う話」という認識。
「バットマンはヴァンパイアの呪いでコウモリの身体になった、〇か×か?」とか出題されても平気で間違えるレベルである。
映画『ジョーカー』にはスーパーヒーローは出てこない。胸がすっとするような、かっこいい銃撃戦もカーチェイスもない。ただ淡々と、1人の男が堕ちていく様子を描いている。
圧倒的な “人間” のリアリティ。ガリガリに痩せた身体、気弱そうな言動、不気味な発作と、ホアキン・フェニックスの怪演も際立っていた。クラスにいたら「キモい」と排斥される存在なのは明らかで、社会的弱者を見事に表現している。
作中、主人公はよく知られた「ジョーカー」に変貌していくわけだが、その心境の変化がわかりすぎる。「そりゃ、そうなるよ」という必然性があるのだ。残忍な行動に決して共感はできないのだが、理解はできる。そこには安直な勧善懲悪も予定調和もなかった。筆者の中で、ジョーカーというキャラクターが作り物を超えた瞬間だ。
筆者は最後まで目を離せなかった。魅了されたといってもいい。背景にはゴッサムシティの陰鬱(いんうつ)な風景が広がる。貧富の差が激しく、不衛生で治安も悪く、歩いているだけで気が滅入るような街。もっとこの街を、正確にいうとジョーカーを見たいと思った。
徐々に理解したのだが、バットマンのようなアメコミは、時代時代の作者によっていくつもの設定が生み出され、パラレルワールドのように作品が展開していく。1つの作品のバットマンが、別の作品のバットマンと同一人物とは限らないということだ。
「もっとバットマンを見たい」と思った筆者は、あまり知識もなかったので、商業的に有名な『ダークナイト トリロジー』を見た。これも夢中になった。
基本的に描かれているのはヒーローものらしい「善と悪の戦い」なのだが、この3部作が問いかけるのは「悪とはなにか?」という根源的な疑問だ。善良な人間が、ちょっとしたボタンのかけ違いで悪の道に堕ちていく。逆に悪人と思われた人が極限状況で人間的な行いをする。
ビギンズ、つまりバットマンのはじまりはたぶん複数のパターンがあるのだと思うが、コウモリへのトラウマ、貧富の格差の犠牲になった父母、その後のブルース・ウェインの人格形成など、筆者にとってはすんなりくるシナリオだった。
ゴッサムシティの退廃した雰囲気は健在だ(という表現は公開順からいうとおかしいのだが、筆者の期待に対してという意味で)。暗く荒んだ世界観が、物語に深みを与えているのは間違いない。
それでいてバットモービルのようなメカニカルな部分は文句なしにかっこいい! 現実ばなれした圧倒的な財力、地下に隠された秘密基地、賢く頼りになる老練の仲間たちなど、わくわくするようなエッセンスもちゃんと散りばめられている。