【え、知らないの!?】保て体面! 知っとけ常識! 四コマサボタージュ第342回「無知の恥」

結婚式に出る時の恰好って黒の礼服に白ネクタイだと思ってたんだけど、いざ会場に行ってみると、みんなすごくオシャレだったんだ。ストライプとかグレーの3ピースのスーツとか着てたり、招かれた女性も色鮮やかなドレスを着てたりとかで何か自分一人浮いてる感じがして恥ずかしくなったよ…。

漫画:ザックKT-4

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Netflix『愛の不時着』がイッキ見するしかない面白さ! まさか今さら韓国ドラマにハマるとは

まさか今さら韓国ドラマにハマると思っていなかった。何しろ、私が視聴したことのある韓国ドラマは『冬のソナタ』で今から15年以上前。ヨン様ことペ・ヨンジュンにオバチャンたちが夢中になったのは遠い昔のことだからだ。

しかしあれから時は流れ、今ではNetflixで韓国ドラマがランキング上位。もちろん冬ソナから今に至るまで名作はあったが、ここにきて韓国ドラマが圧倒的な人気で話題になっている。そしてこうまで人気ならば理由が知りたくなるのが人の性(さが)──。

ということで流行に少しでもついていくべく、とりあえず『梨泰院クラス』を覗いてみたら……まるで『半沢直樹』を見ているかのような復讐劇でこれがなかなかどうして面白い。こりゃ人気出るのも分かると納得した私は勢いそのままネクストステージへ進み、『愛の不時着』までもイッキ見してしまったのであった。

・国境を越えた恋愛

『愛の不時着』を一言でいうならば国境を越えた恋愛──なのだが、そんじょそこらの国際恋愛ではない。まずは簡単にあらすじを説明しよう。

事の発端はパラグライダー中に韓国の財閥令嬢ユン・セリが竜巻に巻き込まれて北朝鮮に不時着したことから。そこで北朝鮮の将校であるリ・ジョンヒョクに助けてもらったことで物語の歯車が回り始める。そう、同作は北朝鮮と韓国……軍事境界線を越えた恋愛という面白くないワケがない設定なのである。

・誰1人として欠かせない

これだけでもググッと引き込まれるものがあるが、そこに軍の陰謀、理不尽な上下関係、家族の陰湿な人間関係など牡丹と薔薇もびっくりのドロドロ要素も加わるのだから鬼に金棒。そして演じる俳優もイケメン&美人とくれば人気が出ない方が難しい。たとえば……

主人公のリ・ジョンヒョクを演じるヒョンビンは今さら説明するまでもないだろう。女性からすると「いてくれるだけで目の保養」と思うようなイケメンにもかかわらず、演技の方もピカイチ!

シリアスな表情を見せたかと思えば、子どものような無邪気なシーンもあってリ・ジョンヒョクという男を見事に演じきっている。それに加え、とても37歳とは思えない若々しさに甘いマスク。男性から見てもカッコよく、これにはコロッといくオバ様たちは多そう。

んでもって、ヒョンビンが女性を虜(とりこ)にするならヒロインのユン・セリ(ソン・イェジン)は逆。最初こそ随分と強気な女性に見える彼女だが、徐々に心を開いて素直になる姿……さらに時折見せる弱い一面は男性なら守ってあげたくなるところがある。もはやこの2人だけでも魅力が爆発していると言っても過言ではない。

ただ、容姿と脚本だけで爆発的な人気を獲得できるかと言われたら違う違うそうじゃない。というのも、私をイッキ見を引きずり込んだのは登場人物全員が魅力的に描かれていたから。リ・ジョンヒョクを取り巻く人物、そして重要な存在となる悪役あたりは当然としても脇を固めるところも抜かりなしで丁寧に描かれていたのだ。

普通のドラマだとどうしても “空気” になってしまう登場人物は少なくないが、『愛の不時着』は誰1人として欠かせず。作品を通して、誰が登場してもドキドキワクワクが尽きなかったのが強く印象に残った。

主なストーリーとしてはあの手この手で韓国へ戻る方法を模索しつつ、北朝鮮で過ごすうちにユン・セリはリ・ジョンヒョクと惹かれ合っていくというもの。ここでネタバレは避けたいため、気になる方はぜひ本編を視聴してみてほしい。損はしないはず!

・韓国ドラマの面白さ

それにしても、なぜ韓国ドラマは面白いのか。十人十色だけに見方は人によってそれぞれだろうが、個人的にはクズと悪役の存在が秀逸だと思っている。もちろん、脚本がしっかりしていることや丁寧に撮られているのもあるだろうが、『梨泰院クラス』と『愛の不時着』ともに私をズブズブと引きずり込んでハマらせたのはクズと悪役だった。

まぁ中には韓国ドラマらしく(?)恐ろしく強引すぎる設定や一気に数年後まで飛ぶ時間軸はあるも、気になって仕方ないこともない。なお『愛の不時着』は全16話。1つ1つが約90分と長く感じるかもしれないが、再生して気がついたらエンディングを迎えていることだろう。イッキ見するしかない面白さなのでオススメだ!!

参考リンク:Netflix
執筆:原田たかし
イラスト:稲葉翔子



「このハチドリの巣は…なんてオシャレなんだ!」

ハチドリの巣00
ハチドリは高速に羽ばたきをしてホバリング(空中静止)することが可能で、「ブンブン」 とハチ同様の羽音を立てることから、この名前(蜂鳥)が付けられました。

とてもオシャレな、とあるハチドリの巣をご覧ください。

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