イギリスの庭で卓球をはじめたところ、犬が審判を務めてくれたそうです。
ただしそこは犬なので、ボールに対する興味が強く……。
動画をご覧ください。
続きを読むスパ! ルカだ。マサイ族の戦士ルカだ。今回もリクエストボックスに届いた質問に答えていこうかな〜って思ってる。ぴょんこさんからの質問はこうだ!
「ルカさんが他のロケニュー記者の記事を読んだことがあるのか、あるのなら感想を知りたいです!」
ハッハァ〜〜〜(Hahaaaaaaa)! 何を聞くんだか……。オレ、ロケットニュースの一員だぞ? 完全に愚問だけど、いちおう答えておくよ。オレが、ロケットニュースの、マサイ通信以外の記事を読んだことは……
ないよ。
あるわけないだろ。だって、日本語読めないもん! でも、マサイ通信は読んでいるよ。読んでるっていうか、ゴー(羽鳥)がFacebookで記事をシェアするから、それを見て「あ、アップされた」っつって、開いて、写真をチェックして、「アッシェオレン(ありがとう)!」って感じだな。
ちなみに、マサイ通信以外を読まない理由は、もうひとつある。それは、ロケットニュースの記事って、何が原因なんだかわからんけど、けっこう容量があるみたいで、パケ死しやすいんだよ。こっちとしては死活問題。だからマサイ通信以外は開かないんだ。ポレ(すまん)な。オレセリ!
2020年7月16日、新アプリ『ドラゴンクエストタクト』がリリースされた。昨年の『ドラクエウォーク』ほど盛り上がっていないにしても、久しぶりのビッグダイトルだけに楽しみに待っていた人も多いだろう。
ドラクエファンとしては、新作がリリースされたとなれば一度プレイしたくなるもの。てなワケでとりあえず触ってみたのだが、スンナリ入れてプレイもしやすい。これは楽しませてもらえそうだ……と思ったと同時にいくつか注意点もあったので報告しておきたい。
『ドラゴンクエストタクト』を起動すると、まずはチュートリアルが始まる。アプリのタイトルにもある「タクト」を使えば、モンスターを味方にして指示を出せる。今のところ自分が戦闘に参加することはなさそうだが、モンスターを仲間にする感覚は『ドラクエ5』と言ってもいいかもしれない。
最初の相棒はスライムナイト。やはり初期はスライム系の身近なモンスターに限り、自然と「ピエール」と呼びたくなるのは私だけじゃないだろう。そして次に仲間にしたのはドラキー。よ〜し、この子たちを目一杯かわいがるぞぉ〜!!
と呑気に思っていた私はここから現実を知ることになる。
というのも、2章まで進んだら解放されるモンスターのスカウト(ガチャ)がそうさせたのだ。基本的に無料でプレイできるも、スタートダッシュキャンペーン的なものがあって無料で10回引けるようになっていた。当然、私もSランク降臨を祈って回してみたら……
結果はイマイチも、Dランクのピエールよりは格上だらけ。そしてオススメのモンスターでパーティーを自動選択したら……
ピエールの存在はなかったことになっていたからおったまげ。2章に進むまで、時間にして1時間もなかったはず。わずか数回の戦闘で初期モンスターがクビ宣告されるとは思っていなかった……。
もちろん、自分好みのモンスターを使うこともできる……できるのだが、ゲームを進める効率を考えたらガチャで出たモンスターを使ってしまう自分がいるから悲しい。最近のゲームはスピード勝負と分かっちゃいるが、いくらなんでも早すぎた。
ちなみに戦闘はコマで動くスタイルで『FFタクティクス』みたいといえば伝わるだろうか。シンプルに遊べながらも障害物を使ったり、遠方からの攻撃など軍師になったような気分になれる要素もあって面白い。
途中、スカウトで仲間のモンスターを強化したら雑魚を倒すのはメンドクサイ……と思うかもだが、今流行りの「放置」の要素を取り入れているから大丈夫。オートプレイを選べば勝手に戦闘が終わっている(宝箱を逃すことあり)ため、束縛されることもない。
最後に気になったことを1つ。ズバリ、ネット環境でストーリーを進めるたびにダウンロードを求められるのだ。容量こそ大きくないが、塵も積もれば山となるである。月末にネット制限がかかるような人は注意されたし。
なお、本アプリはスタミナ(行動力)制。どちらかといえばゆるりとプレイするスタイルでもあるため、私はドラクエウォークと二刀流を両立させながら今後を見守っていきたい。
Report:原田たかし
ScreenShot:ドラゴンクエストタクト(iOS)
東京・新宿中央公園が生まれ変わった。昔はキレイな公園とはちょっと言い難かったあの場所に、2020年7月16日、新しい商業施設が誕生したのである。公園通り沿いに「シュクノバ(SHUKNOVA)」がオープンし、見違えるようにキレイになった。その建物の1階に『むさしの森 Diner』が出店している。
お店に行き、看板メニューの1つ「ふわっとろパンケーキ」(税別580円)を食べてみたところ……。いや、コレは食べるというべきか? 口に入れた瞬間に溶けて、噛んだ気がしない。飲んだという方がふさわしい。つまり、ここのパンケーキは飲み物だったのである!
このお店は、すかいらーくグループ『むさしの森珈琲』の新店舗である。全国的に店舗展開しているものの、都内では3店舗目。郊外に店舗展開しているため、すかいらーくの仲間であることを知らない人も多い。私(佐藤)もその1人で、パンケーキも初体験だった。
まずその見た目に驚いた。表面にうっすらと焼き目はついているものの、全体はほぼ真っ白。そしてかなり分厚いじゃないか。見ただけで “ふわっ” としていることがよくわかる。
カットしてフォークで持ち上げようとすると、それがとても難しい。たやすく崩れてしまうからだ。断面を見ると、無数の泡を生地で閉じ込めているのがわかる。さらに口に入れると、生地が静かに溶けていく。コレ、噛むって感じがしない。飲むに等しいくちどけだ。たしかに “とろ” っとしているぞ。
別添えの「蜂蜜入メイプルシロップ」をかけると、そのルックスに悶絶しそうだ! 琥珀色のシロップと真っ白なパンケーキの色彩のコントラストは耽美(たんび)と言わざるを得ないだろう。もちろん、震える美味さである。
ちなみにこの建物は、新宿中央公園の公園通り沿い。都庁にほど近いエリアに誕生した。
上京したての頃、この界隈に住んでいた私にとって、新宿中央公園は馴染み深い場所である。それがもう、昔の面影を一切感じないほどキレイになった。喜ばしい反面、人間臭さがなくなった気がして寂しくもある。
店内は非常にキレイで、窓際のカウンター席から青々とした芝生を眺めることができる。カウンター席にはコンセントとUSBの差し込み口がある。もちろんFree Wi-Fi。テレワークの場の1つとしても活用できるだろう。
この日はパンケーキとともに、数量限定の「ふわっとろフレンチトースト キャラメルバニラ」(税別780円)も注文した。フレンチトーストもパンケーキに匹敵するくちどけで、こちらもフォークで持ち上げるのが難しい柔らかさであった。
あえて例えるなら、たまご焼きだ。トーストである以上、パンを使っているはずなのに、パンの食感は微塵も感じない。柔らかく固めたアパレイユ(卵液)を食べているような不思議な食感だ。
新しく生まれ変わった新宿中央公園。昭和の名残りはなくなってしまったが、これから令和の新時代に、新しい歴史を刻んでいくことだろう。
店名 むさしの森 Diner 新宿中央公園店
住所 東京都新宿区西新宿2丁目11-5
営業時間 7:00~22:00
定休日 なし
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
練りものが、好きだ。かまぼこ、ちくわ、つみれ……なんでも好きだ。おでんなんかに入れても美味しいし、そのままでもウマい。1品でこれほど有能な食材というのも、なかなか珍しいのではないか。
さて、鳥取の名物に『とうふちくわ』というものがある。その名の通り、豆腐とちくわが合体した食べものだ。その響きだけでもヘルシーそうだし、なにより美味しいので近場で購入できるならばリピ必至である。しかし現実は、そうもいかない。ということで、自作してみることにしたぞ。
今一度『とうふちくわ』について説明しておこう。木綿豆腐と白身魚のすり身を混ぜて蒸し上げた、鳥取県中東部に見られる加工食品だ。かつて鳥取藩主が魚の代わりに豆腐を食べるようお触れを出したことにはじまるとか、貴重な魚の代替品として生まれたものであるなどと言われているらしい。
鳥取県出身の亀沢記者に聞いてみたところ
「鳥取の人は、かなりちくわを食べるよ。でも普通のちくわはあまりなくて “とうふちくわ”と “あごちくわ” の一騎打ちって感じかな」
と教えてくれた。
総務省統計局のサイトを見てみると、確かに鳥取市はちくわの支出金額が全国トップ(2017年~2019年平均)だ。鳥取の人が「ちくわをかなり食べる」というのは、本当らしい。亀沢記者の言葉に従えば、この数字をたたき出している背景には “とうふちくわ”と “あごちくわ” の存在があるということだろうか。
記者もその『とうふちくわ』を手に入れる機会に恵まれたため、さっそく食べてみた。なるほどこれは、不思議な食感と味だ。なにかと問われれば「ちくわ」と答えるが、豆腐らしさも存分にある面白い食べものだ。豆腐もちくわも大好きなので、これは良い。ウマい!
しかし、そのへんのスーパーで気軽に購入……といかないのが、困ったところだ。もちろん、ネットで取り寄せることはできるが「今食べたい!」となった時が問題である。こうなったら残された手段はひとつ。そう、自分で作るしかない。
用意するものは、スーパーで売っているちくわと木綿豆腐──以上だ。豆腐を細長く切って、ちくわの穴に詰めるだけ。めっちゃ簡単!! 美味しいものと美味しいものを組み合わせているので、どうしたって美味しく仕上がるはずだが、問題は『とうふちくわ』の味に近づけるかどうか。
実はそれほど期待していなかったのだが、食べてみるとそこそこ『とうふちくわ』の味だった。食感はやや異なるが、どうしても食べたい時にその気持ちを抑えるくらいにはアリの味である。
まさかこんな、ちょっとしたことで『とうふちくわ』に近い味を楽しめようとは。我ながら、割とグッドアイディアだったと思う。非常に手軽でもあるので、今晩のおかずの1品に『セルフとうふちくわ』はいかがだろう。わさび醤油なんかで食べれば、酒のアテにもなって良いぞ!
参照元:食のみやこ鳥取県「とうふちくわ」、総務省統計局
Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.
2020年7月15日から、全国のコメダ珈琲店にて新作シロノワール『まっしろノワール』が登場。お値段は通常サイズが750円~770円。期間限定で8月下旬までの販売だ。名前の通り白い見た目のシロノワールだが、白さの秘訣は上からぶっかけられた練乳と粉糖。
もちろん上にはいつも通りにソフトクリームが乗っており、そしてデニッシュパンの間には蜂蜜が塗られている。……って、上から下まで甘さに全振りじゃねーか! 酸味や苦みをアクセントで入れる的な迷いを一切感じさせない、脳筋ならぬ脳糖じみたムーヴ!! 甘さは正義と言わんばかりである。さっそく食べてきたぞ!
白さの具合には割と個体差があり、また提供からの時間経過で変化するもよう。練乳と粉糖は間違いなくそれなりの量がぶっかけられているのだが、時間が経つと粉糖が練乳に溶けて、半透明の膜になった。まるでグレーズドーナツみたいな感じ。
いろいろ眺め回したりしているうちに、白さを演出していた粉糖が練乳に溶けてしまったが、甘さ的には全く問題はない。むしろ表面が微妙にシャリシャリして美味い。
そして、デニッシュパンの間に塗られた蜂蜜である。練乳と蜂蜜の組み合わせは意外と無かった気がする。まあデフォルトで上にソフトクリームがあって、さらに甘さの権化的な練乳を使った時点で、普通は追加で甘い材料をブチ込もうとは思わないだろうしな。
しかしそこはコメダ。やってしまったわけである。デニッシュパンを開いてみると、生地がひったひたになるまで塗り込まれた蜂蜜が! まるでブレーキが壊れた機関車のようである。いいぞもっとやれ。
そして食べている間にソフトクリームは溶けだし、全体に染み込んでいく。もはやデニッシュパンの練乳と蜂蜜とソフトクリーム漬けの砂糖和え。しかしこれが美味い!
練乳と蜂蜜はどちらもひたすら甘いが、微妙に方向性の違う甘さが良い感じに噛み合っている。安易に酸味のあるベリー系のソースなどではなく、蜂蜜をチョイスした采配は天才的だと思う。もしかしたら紙一重で狂気だったのかもしれないが。
何にせよこの二つを混ぜるとマジで美味い。きっと『まっしろノワール』を体験した人は、家でもトーストに蜂蜜と練乳をぶっかけるようになるだろう。もしかしたら「甘ったるそう」「クドそう」と思うかもしれないが、その心配は無用だ!
蜂蜜の清涼感ある甘さが練乳のこってりした甘さを抑え、甘さを増しつつもなぜか甘ったるくもクドくもないというミラクルが発生。甘いものを足して甘さをコントロールするというよくわからない状況だが、その試みはガチに上手く機能している。
全てのリミッターが外れて甘さの彼方に突き進む『まっしろノワール』。上から下まで甘い物づくしで、食べれば脳は甘味で麻痺! ハッピーになれること待ったなしだ! 心が疲れ気味な人には特にお勧め。
「なんでツーブロックはダメなのか」……現在、一部の都立高校の校則を巡る動画ツイートが話題になっている。ツイートの主は日本共産党の池川友一都議会議員。内容は2020年3月12日の都議会予算特別委員会での質疑応答だ。
動画で、冒頭の質問に対する教育長の答えは「外見などが原因で事件や事故に遭うケースがあるため」というもの。個人的には、ツーブロックにそういったイメージが皆無なのだが、実情はどうなのだろうか? 気になったため、5年間ツーブロックを続けている男性に「外見が原因で事件や事故に遭ったことがあるか」を聞いてみた。
話を伺ったのは、ロケットニュース24編集部に勤務する記者のP.K.サンジュンだ。鬼のように剃り上げられたサイドとバックはまごうことなきツーブロックである。まずは、いつ頃からツーブロックなのかを教えてください。
P.K.サンジュン「5年くらいかな」
──ツーブロックにした理由は?
P.K.サンジュン「理由っていうか、シンプルにカッコ良いじゃん。あと、キープするって意味ではこれ本当に楽なんだよ。2週間に1回1000円カットに行けばいいだけだし。洗うのも楽だしね」
──なるほど。言われてみれば1000円カットでも問題ない髪型ですね。ちなみに、ツーブロックが原因で事件や事故に遭ったことはありますか?
P.K.サンジュン「ないね。この5年で事件や事故に遭ったことはあるかもしれないけど、ツーブロックが原因ってそんなことある? ないでしょ」
──ありがとうございました! ちなみに、話題のツーブロック質疑の全文は東京都議会のサイトに掲載されている東京都議会「令和2年予算特別委員会(第3号) 本文 2020-03-12」から確認することができる。池川委員と藤田教育長のやり取りはコメント番号200から始まっているようだ。
そのやり取りによると、藤田教育長も校則について「生徒の意見や保護者の意識、社会の状況等を踏まえ、適宜見直しを行うことが必要だと考えておりまして、そのように学校側も指導しているところでございます」としつつ、校則について以下のような考えを示している。
「校則というのは一定の目的がありまして、集団生活を営む上で、これはなくてはならないものでございます。(中略)都立高校でも、ほとんど、校則が全くないとか、学校内では上履きを履くことぐらいしか書いていないところもたくさんございます。ですから、そういうところは頭髪も一定の自由があるところもあると思います。
そのことは生徒一人一人の責任も伴うものでございますので、先ほどから申し上げていますように、外見で事件や事故に巻き込まれる可能性等も地域によってはございますので、そういったところで校則を定めているものでございますので、ぜひともご理解を賜りたいと思います」
──やり取りの詳細が気になる方は、都議会のサイトをご確認いただければ幸いだ。とりあえず、現場からは、「ツーブロック歴5年者はツーブロックが原因で事件や事故には遭ってなかった」という事実のみ報告して筆を置きたい。
参照元:東京都議会「令和2年予算特別委員会(第3号) 本文 2020-03-12」、Twitter @u1_ikegawa
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
マスクの有効性が認められるようになり、海外でもマスク使用者が激増しています。
それにしたがって、マスクの不便さやトラブルなども共有されるようになってきました。
「マスクを装着したときの、メガネ有・メガネ無の違い」
と題した画像が、海外掲示板で人気を集めていました。
皆さんは水茄子をご存じだろうか。まあ、その辺のスーパーで普通に売られている茄子の品種の一つである。よく漬物にされており、過去にはスシローで提供されていたこともあるようで、きっとどこかで食べていると思われる。全くレアな存在ではない。
筆者も水茄子は知っていたし、恐らくどこかで食べたこともある……とは思うが、「つまりは茄子でしょ?」的な感想しか抱かず、特別な関心を抱いたことは無かった。
しかし、先日ふと「水茄子は普通の茄子とどう違うんだろう」と疑問に思い、Wikipediaを閲覧。そこで「水分を多量に含んでおり、ほのかな甘みもあって生食が可能である」との記述を発見した。えっ、それってほぼフルーツじゃん? マジなのか? 急速に気になりだしたので、生で丸かじりしてみることに。
もしWikipediaの記述の通りなら、水茄子はそれこそリンゴやプラムのように丸かじりされたりしてもいい存在と言える。例えばアメリカでは、ポケットや鞄にリンゴをむき出しのまま入れておいて、腹が減ったらおもむろに丸かじりするのは一般的だ。
それこそ学会や企業の説明会のようなお堅いイベントのケータリングでも、ブリトー等とセットでリンゴが丸ごと1個出てくるレベル。アメリカにおけるリンゴのように、日本では人々が談笑しながら水茄子を丸かじりする未来もあるかもしれない。もしも本当に無加工な水茄子が甘くてウマいのであれば。
しかし、そのまま食べて美味い茄子など正直に言って半信半疑だ。Wikipedia自体参考にはなるが、高確率で誤情報が含まれているため信用するには要検証……という印象もある。かつて焼いたジャイアントコーンについて記事にした際にも、Wikipediaの記述には怪しい点があったし。
検証にあたり、近所のスーパーで水茄子をゲット。探し回る必要がないほど普通に売られている。ちなみに大阪産。外見上の特徴は、どことなく丸っこいかなという感じ。でも普通の茄子でも時折丸いのはあるし、割と普通に茄子である。
触った感じも普通の茄子だ。ハリがあってやや固い。検証のためとはいえ、これを生で食べるのは抵抗がある。マズかったらその時はその時だ。とりあえずかじってみよう……
おや?
えっ、ウソやろ……?
イケるでこれ! うめぇ!!!
予想外の事態に脳が追い付かず、気づいたら固いヘタ周辺以外は全て食べてしまっていた。手の中にあったのはまごうこと無き茄子。見た目も茄子。皮部分の食感も茄子。中身の色も茄子。
しかし中身はマジに超ジューシー! さすがにガチなフルーツ並の甘さは無かったが、ほのかに甘いのも本当だった……! 実の生食が一般的な野菜と言えばトマトやキュウリがあるが、水茄子もそれらと同じレベルで無加工のままイケる。歯ごたえはシャクシャクしていてリンゴと似たような感じ。
また、筆者はリンゴや桃を食べると口の中がほんの少し痒くなるタイプなのだが、水茄子でも同様の感覚があった。アレルギーの類なので喜ばしいことではないが、フルーツを食べた時特有の症状が出るという事態が、余計に水茄子のフルーツ感を加速させる。
繰り返すが、見た目は果てしなくTHE 生の茄子。従来の生の茄子に対するイメージとは程遠いジューシーさと甘さに、脳がバグって現実を受け入れるのに時間を要してしまった。しかし水茄子は本当にそのまま食べてもジューシーで甘くて美味い。カットして茄子感を無くした状態で、そういうフルーツと言って出されたら信じてしまうだろう。
これはダイスカットにしてパフェなどに入っていてもいいレベル。むしろ控えめな甘さが良い感じに機能する可能性すら感じる。水茄子パフェ、水茄子ムース、水茄子ゼリーなど、スイーツ界への水茄子の参入も不可能ではないかもしれない。皆さんも一度、水茄子を生で食べてみてはいかがだろう。きっと驚くはずだ。