しかしその表情からは、笑みが隠し切れないのでした。
動画をご覧ください。
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広大なオーストラリア大陸ですが州の分け方はシンプルで、西オーストラリア州は、文字通り西側の3分の1くらいの面積を占めています。
州都パースから北東に位置するエリアには、上空から見ると絵の具のパレットのようなエリアがあるそうです。
続きを読む大阪で過ごした小学生の頃、家庭科で1週間の献立を考える授業があった。先生が「栄養表を見ながら好きなもの選べ」「タンパク質は入れてね」と言うので、寿司、カレー、唐揚げだけでローテーションを作ったところ周りから「アホや」と笑われた。なんで? タンパク質入ってるやん。
誰かが言った。「じゃあ、一生寿司とカレーと唐揚げだけしか食べへんの?」と。一生それだけでも良い。むしろ、ご褒美ではないか。あの頃の自分に伝えたい。25年後の小僧寿しが夢の国になっていることを。
当時、小僧寿しは私の得意の寿司屋だった。というか、田舎だったためか手軽な寿司屋が小僧寿ししかなかったのである。しかし、実家近くの小僧寿しが潰れて以来、行く機会もめっきりなくなり気づけば25年。回転寿司チェーンに自分のお金で行けるようになってからはそればかりになってしまった。
そんな小僧寿しがゴーゴーカレー監修の「ゴリラカレー」を販売開始したという。そこで25年ぶりに小僧寿しに行ってみることにしたわけだ。検索してみたところ、現在東京にある小僧寿しは13店舗、大阪に至っては1店舗しか残っていない。
最寄りだった小僧寿し西葛西店は、行ってみると西葛西の駅から少し離れているようだ。もはや電車の音も聞こえない住宅街の中をテクテク進んでいくと……
小僧寿しあった! の・だ・が…
半分唐揚げ屋に乗っ取られてるゥゥゥウウウ!?
「元祖からあげの中津家」と店名のように書かれているため、一瞬、店舗が2つ連なっているのかと思ったが店内は1つのようだ。しかし、サイドメニューにしては支配されすぎている。小僧寿しに一体何が起こったのか?
そこで店員さんに聞いてみたところ、どうやら中津家は小僧寿しが運営するテイクアウト唐揚げ専門店のようだ。2020年5月1日に国立店がオープンしており、この店では小僧寿しの1メニューとして売られているという。結構人気なんだとか。
ん? ということは……
寿司と……
カレーと……
唐揚げ……
オールスターが揃っている! しかも、寿司は小僧寿し、カレーはゴーゴーカレー監修、唐揚げは中津家と、片手間のサイドメニューではなく、いずれも専門店の一品ではないか。私が待っていたのはこんな店だったのかもしれない。25年前の自分に教えたい。
試しに、ゴーゴーカレー監修「ゴリラカレー(税抜き555円)」を購入して食べてみたところ、ドロッとしたルーと癖になる味がバッチリゴーゴーしている。
さらに、寿司屋のためか米もウマく、テイクアウトカレーとしてはかなり高いクオリティーであるように感じた。寿司屋のカレーだからと侮れないレベルである。
なお、西葛西店では、10月27日現在、ゴリラカレーしか提供していないとのことだったが、リリース情報を見ると、唐揚げやロースカツトッピング、全部のせなどもある模様。ほぼカレー屋のラインナップである。ちなみに、未実施の店舗もあるようなので、詳細は小僧寿しホームページの販売店舗一覧をご確認いただけると幸いだ。
さて置き、ゴリラカレーの販売開始により、現在、子供の3種の神器が揃っている小僧寿し(一部店舗は除く)。25年前から大分店舗も減ってしまったが、これを機に復活となるだろうか。とりあえず私は夢みたいなひと時を過ごせたことにお礼を言いたい。ご馳走様でした!
右も左も鬼滅の刃。4歳の娘までもが「鬼滅の刃」という言葉を覚えて帰ってくるのだから、鬼滅ブームは本物なのだろう。中には「劇場版 鬼滅の刃」に感動し、煉獄杏寿郎の髪型にしてしまった人がいるとかいないとか。世は空前の鬼滅ブームの真っただ中である。
そんな中、鬼滅の刃に多大なインスパイアを受けたらしいラーメンの情報をキャッチ! その名も『鬼滅の背脂 タン二郎』──。果たして、極悪な雰囲気をプンプンと漂わせる『タン二郎』とはどんなラーメンなのか? 実際に食べてきたのでご報告しよう。
『鬼滅の背脂 タン二郎』を販売しているのは、ド級の背脂こってりラーメンで有名な「超ごってり麺ごっつ」である。店長さんによると3店舗を展開する同店の中で『タン二郎』を提供しているのは秋葉原店と亀戸本店のみで、新小岩店ではまた違ったラーメン(煉獄さん系?)を販売しているとのことだ。
さて、聞くだけで震えが止まらない『鬼滅の背脂 タン二郎』とはどんなラーメンなのか? 店内に張り出されていた説明書きによると、こういうことらしい。
「希少部位 “タン下” を長時間煮込み超ジューシー! 大量のもやしの上に大量の脂! 刻みニンニク & 超極太麺使用! ボリューム & インパクトMAX!! その名も! タン二郎 900円」
要するにタン二郎の “タン” はタン下を指しているようだ。ごっつお得意の超こってりラーメンにジューシーなタン下を追加したメニュー、それが『鬼滅の背脂 タン二郎』ということなのだろう。
穏やかで心優しいのが「炭治郎」ならば、荒々しく雄々しいのが『タン二郎』と言っていいハズ。正直、普段はあまりこっち系のラーメンは食べない(食べられない)私、P.K.サンジュンであるが、これも仕事だやるっきゃない。意を決して『タン二郎』をオーダーした。
で、やってきたのが……
ギャァァアアアアーーーーーーー!
「普通で」とお願いしたにもかかわらず、背脂はその存在を隠しきれていない。そう、ごっつは普通でも背脂の量がかなり多いのだ。店内には「超ごってりで」とオーダーしていた猛者もいたが、果たして彼の内臓はどうなっているのか? 同じホモサピエンスとは思えない。
が、じっくり煮込まれたタンは見るからにジューシーで、にんにくの香りも食欲をそそる。『タン二郎』よ……もはや鬼になってしまったお前を俺が倒す──。
全集中!
壱ノ型 爆速麺喰!!
……。
…………。
……………………。
でも全然減らねえぇぇぇええええ!
旨味が詰まりまくった濃厚スープは実に美味で、極太麺もワシワシと実に食べ応え十分。そして何よりタンがウマい! 噛まなくても口の中でほどけそうなタンは、これだけでも『タン二郎』をオーダーする価値があるハズだ。流行りに乗っただけではない、実力派のラーメンである。
それでも40(しじゅう)を超えて食欲の低下が著しい初老の私には、完食はなかなかヘビー。なにせ普段からごっつはとんでもない「脂の呼吸」の使い手なのだ。だが俺はやる……鬼と化したタン二郎を解放できるのは俺しかいない!
心を燃やせ!
拾ノ型 麺麺流込!!
……。
…………。
……………………。
スープ以外、食べきりました!
先述のように、普段はあまりこっち系のラーメンを食べない私でもスープ以外は食べきれた。これは素直に『タン二郎』が美味しかったことに他ならない。こっち系のラーメンがお好きな人ならば余裕のヨシオさんでペロリであろう。
というわけで、極悪かと思われた『鬼滅の背脂 タン二郎』は、しっかり美味しいラーメンであった。なお、ごっつ秋葉原店では「ねずこラーメン」なる姉妹商品も販売しているから、気になる方はぜひそちらもチェックしていただきたい。
母ちゃん、俺はちゃんとやれただろうか、やるべきこと果たすべきことを全うできましたか?
──完──
びっくりドンキーの巨大ハンバーグ「ガリバーバーグ」が今年もやってきた。大人の顔ほどもある大きさながら、さらっと食べられるジューシーな味わいは過去記事でも報じたとおり。
でも400gなんて食べられない……というあなた。鍋やラーメンなど、ちょっと多いなと思っても調味料や追加食材で「味変」すると味覚がリセットされて完食できた、という経験があるはず。
びっくりドンキーでは、昨年からガリバーバーグ用「味変セット」を用意。最近のガリバーバーグはひと味、いや、ふた味以上も違うぞ。
ガリバーバーグを注文すると無料で提供される「味変セット」。「ホワイトペッパー」 「ハバネロソース」「粉チーズ」のセットがテーブルに届けられる。さらにハンバーグ本来の風味をとことん味わいたい人向けに「追加ハンバーグソース」もあり。
ほどなくガリバーバーグディッシュ(税抜1268円)が到着。わかってはいるけれど……デカい!
定番の比較構図。通常の150gハンバーグと比べるとその大きさが際立っている。
大きいだけじゃない、厚みもあるぞ。
ソースもたっっっぷりかかっている。肉汁の海に浮かぶハンバーグだ。
では、いただきます。びっくりドンキーは基本的にジューシーでふわふわ系のハンバーグ。大きく見えても食べるのに苦労することはあまりない。筆者のようにいつもの癖で「びっくりフライドポテト」を頼んでしまうような愚行さえなければ食べきれるだろう。デフォルト状態でも箸は難なく進む。
……進むのだけれども、もう我慢できない!
「味変」は飽きたときだけじゃない。それじゃあ、守りに徹するばかりで攻撃がおろそかになっているのと同じだ。もっと攻めていかなければ。出会いを求めて自ら「味変」したっていいじゃないか!
まずはホワイトペッパー。ホワイトなので自己主張は控えめながら、味がピリッと締まる。
続いて粉チーズ。「イタリアン風にも楽しめる」という触れ込みどおり、チーズの風味で一気に洋食風に! ハンバーグが隠れるくらい、惜しみなくがっつりかけた方がいい。
そして期待のハバネロソース。激辛ハンバーグって実際どうなの?
辛い! 白いご飯がめちゃくちゃ進む。一応「中辛」なので、罰ゲームで使われるような殺人的な辛さではない。量も加減できるので、多くの人が楽しめると思う。
ひらめいた。これ、組み合わせちゃってもいいんじゃないの? ハバネロ+粉チーズだ。
めちゃめちゃ美味しい!!
チーズのまろやかさの中に、ハバネロのパンチのきいた辛み。辛いはずなのに、なぜか甘みを感じる。いつものドンキーのハンバーグとは違う新たな食べ物が誕生した!
今年はテイクアウトにも対応。ただし「味変セット」は店内限定なので注意して欲しい。
店内飲食なら「エッグ」「おろしそ」「パイン」「チーズ」と通常のトッピングメニューもオーダーできるので、「自分だけのガリバーバーグにアレンジ可能」とのこと。
しかしこの「味変セット」、レギュラーメニューのときにも出して欲しいなぁ。ガリバーバーグ時だけとはもったいない。ハンバーグをいろいろな味にして食べるアレンジ、「大あり」だ。
お葬式では、黒を基調とした喪服や礼服を着用するのが一般的なマナーとなっています。
ある若い男性が、明るいグリーンのドレスを着てお葬式に参加したのですが、誰も彼をとがめることはありませんでした。
その理由と言うのが……。
続きを読む空前の純喫茶ブーム到来! 昔馴染みの老舗はもちろん、新規店舗も昭和のモダンな雰囲気を感じさせるつくりをしたお店が増えている。東京・中野に2020年7月末に誕生した「不純喫茶ドープ」も、新しいのに懐かしさの漂う喫茶店だ。
そのドープが10月24日、東京・上野御徒町に早くも2号店を誕生させた。中野の看板カラーが青だったのに対して、こちらは緑。そのため通称「緑ドープ」と呼ばれている。行ってみるとここにもあったぞ! 教科書に載るようなお手本の「昭和プリン」が!!
中野のドープは開店前からネット上で注目を集めていた。ガールズバンド『東京初期衝動』のメンバーしーなちゃんが看板の画像をTwitterに投稿したのをきっかけに、注目を集めるお店となった。昼は喫茶、夜はお酒を出す店(酒場)として営業をしている。
中野店は青いひさしが目印になっていたが、こちらは緑の看板が目印。
ポップな「ドープ」の文字に、親しみを感じる。
昼の喫茶タイム(12~17時)のメニューは中野店と同じ。コーヒーに窒素ガスを含ませた「ニトロコーヒー」(税別550円)、看板メニューの「クリームソーダ」(税別580円)。喫茶店の定番「ナポリタン」(税別880円)、「ホットケーキ」(税別480円)など、必要最小限の手堅い品々がそろっている。なお、このお店は現金での決済不可、交通系電子マネーやクレジットカードなどでの支払いのみなので要注意だ。
今回注文したのはニトロコーヒーと、「だし巻き卵サンド」(税別780円)。それに「昭和プリン」(税別580円)である。プリン好きを自負する私(佐藤)としては、プリンは絶対にはずせない! このままジジイになってもプリンを食べてやる!!
しばし待つと注文の品がそろった。まず目を引くのはだし巻き卵サンドだ。目の覚めるような黄色!
ここまで混じり気のない黄色のだし巻き卵を見るのは初めてだ。まぶしい、まぶしいぞ!
しかもパンからだし巻き卵がはみ出している。最近コンビニのサンドイッチの具材の詰め方が話題になっているが、ここは惜しみなく具材を詰め込んでいる。
食べると、だしの旨味と辛子マヨネーズの辛味がバッチリとマッチしている。見た目だけでなく、味も期待を裏切らない。
そしてプリンだよ、プリン! 銀の器・生クリーム・サクランボ、100点! これぞ、昭和のプリン!! 中野店のプリンにも100点をつけたけど、ここ上野御徒町店のプリンも100点ですよ!!
2つの店舗でそれぞれプリンを食べてわかった! ここのプリンのもっとも素晴らしい点が!! それはカラメルソースにある。固めの生地も素晴らしいけど、カラメルソースの苦みが絶妙なんですよ。苦すぎず甘すぎない。主役の生地を引き立てる最高のバランスを保っている。これがなければ80点止まりだったかもしれないところ、プラス20点の仕事をしているんですよ! ここのカラメルソースは!!
プリン好きには強くオススメする。いまだドープのプリンを知らないとしたら、令和時代の喫茶店プリンを知らないといっても良い。ぜひ1度、食べてみて欲しい。絶対納得するはず!
店名 不純喫茶ドープ 上野御徒町店
住所 東京都台東区上野1-8-3上野鈴木ビル1F
時間 12:00~22:00
定休日 なし
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
バーガーキングの『ザ・フェイク・バーガー』がそれなりに注目を集めて数日。実際にレビューした記事によると、「アリと言えばアリ」だそうだ。特にミートソースがウマいらしい。
そうか、ミートソースがいいのか……ん? ミートソース? ちょ、待てよ。ミートソースと言えばモスっしょ? モスの、デフォルトであふれるほど入ってるミートソースは、ポテトと合わせて食べると美味い。これは国民的常識だ。ってことは、モスのミートソースでフェイクったらイケんじゃないの?
というわけで、モスにて『モスバーガー』とポテトLサイズをゲット。注文時に「ミートソースが一番多いのを頼みます」と言ったところ、店員さんを大いに困惑させてしまった。
そんな意味不明な注文をされたのは初めてだったのだろう。店員さんによると、どうやらモスのミートソースの量は、どれも同じらしい。オーソドックスな『モスバーガー』をチョイスしたのは、ミートソースが使用されたバーガーの中で一番安かったからだ。
一応比較のため、バーガーキングの本家『ザ・フェイク・バーガー』も購入。開けてみると、なるほどミートソースである。食べてみると、まあ、確かにアリと言えばアリ。個人的には結構好きだ。
この感じなら、モスのミートソースのウマさをもってすれば本家越えも容易いのではないか。そんな気もする。ということで、さっそくモス版フェイクバーガーを作っていこう。まずは開封。
相変わらずミートソースがバーガーからあふれ出ているが、このソースがウマいのは皆さんご存じの通り。このまま食べたくなるが、今回はスライスされたトマトと肉を除去する。
そこにモスのポテトを積み重ね……
剥がしておいたパンで閉じて完成。Lサイズのポテトはちょっと多すぎたかもしれない。Mか、あるいはSサイズでよかった気もするが、まあいいだろう。これがモスバーガー版のフェイクバーガーである。ではさっそく食べてみよう。
ほらね、やっぱりウマい。
想定通りウマかった。まあ、ややポテトが多すぎてパサつく感はある。しかしそれはポテトをブチ込みすぎた筆者のミス。モスのミートソースはフェイクバーガー化されても、その美味さを十全に発揮している。
ではバーガーキングの本家フェイクバーガーとどちらがウマいのか? これについては正直何とも言えない。似たような感じになるかと思っていたが、モスのミートソースが思っていた以上にフレッシュなフレーバーで、割と別モノに仕上がったのだ。
バーガーキングのほうがジャンク感があり、味付けも濃い目で、これはこれでウマい。対してモスの方は、特有のフレッシュな野菜感というか、トマトや玉ねぎの味がしっかりわかるミートソースが、味に奥行きをもたらしている。瑞々しく、素材の味が良くわかる感じで、これもまたこれでウマい。
ジャンクなバーキン、フレッシュなモス。はっきり言って、両者の実力は拮抗している。フェイクバーガー界は今後、本家バーキン派とモス派で二分され、混迷を極めていくことだろう。新たな刺客が現れない限り……。
……
……
……
第一部 完